ブルーバックス<br> 植物はなぜ5000年も生きるのか 寿命からみた動物と植物のちがい

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ブルーバックス
植物はなぜ5000年も生きるのか 寿命からみた動物と植物のちがい

  • 著者名:鈴木英治【著】
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • 講談社(2016/07発売)
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  • ISBN:9784062573658

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内容説明

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生物にとって、寿命とはなにか? 200歳の人間はいないのに、200歳の屋久杉はまだまだ子供。どちらも細胞からできているのに、動物と植物のこのちがいは、なぜなのだろうか。なぜ生命には寿命があるのだろうか。生物の「生」の不思議を解き明かす。(ブルーバックス・2002年3月刊)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まる

28
寿命を考える上で「個」とは何かという問いはやっぱり欠かせませんね。どこまでを同じ命として考えるのか…うーん…動物については先日読んだ本と同じような内容でした。ずっと理科が大の苦手で生物も壊滅的だった私にはところどころ拒否反応が起きかけましたが、簡単な言葉を使ってわかりやすく書かれていると思います。2015/05/28

大道寺

9
植物の中にはなぜ動物とは異なり何千年も生きることができるものがあるのか。言い換えればなぜ動物はせいぜい150年くらいで死ぬ仕組みになっているのか。答えは、植物と動物の細胞の構造の違い、身体の複雑さの違い、等にあり、誤解を招きそうな言い方をするならば、それぞれの種の戦略の違いにある(植物の中にも長命なものもあれば短命なものもある)。誤解を招きそうと言ったのは、「種」が人間みたいにして戦略を考えているわけではないと考えるからだ。/生物学の本を読むと、社会の歯車なんかよりずっと根源的な歯車のことを考えさせられる2013/02/20

Humbaba

8
個々の細胞が集まって一つの個体を形成する。それは動物でも植物でも同じである。動物の場合には活動を止めてしまった細胞はそこで切り離され、ずっと残っているということは基本的にはありえない。一方で植物は構造としてそのような細胞を残しておき、生きている細胞は全体の中の一部にすぎない。2014/02/05

ジュリ

3
長生きの植物は4000年近くも生きている。こんなに長生きするなんて不思議。動物はテロメアが短くなるので細胞分裂に限界があるけれど、植物の場合は成長し続ける。動物とは成長の仕方が違うし場部だから長生きできるようだ。2018/01/03

鏡華月

2
とてもわかりやすく丁寧に寿命の違いが説明されていて読みやすかった。どうしてそんなに長く生きるのかについても、人間の違いを説明したうえで証明しているので良かった。 生物に興味があるという方はぜひ、読んでみてほしいと感じるものでした。2017/05/23

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