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内容説明
日本中が二項対立と単純化の論争をしている。少し角度を変えて物事を捉えてみる。時差をつける。逆の発想をしてみる。政治・憲法・日米関係・メディア論など、「個」を貫くことで世界と繋がる心と脳の鍛錬法。(講談社現代新書)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よこしま
25
あえて見えない敵を作らせる国家。不安を煽るための自衛意識が戦争を呼ぶ。◆タイトルはハウツーになっていますが、自己体験や視てきたモノをエッセイで語るアンソロジー。皇室、9条、ビンラディン、放送禁止歌などのタブー。◆オウム真理教をどう感じますか?暴力的な集団でしょうか?森達也≒オウムくらいに取材しまくって自主映画まで催すほどです。実はごく普通な人々。だからこそ宗教ほど戦争になりやすいものはないと見解。今の政界をみてください。強制的に国を愛せよ!って理解できますか。◆KYと自称する彼のタブー破りが面白いです。2016/05/15
朝日堂
22
エッセイ所収。とりわけ憲法九条二項堅持についての考えが鋭い。「元はといえばアメリカから押し付けられた憲法で、テロと戦争に覆われるような現在においては、非武装の理念などあまりにも自己陶酔で時代遅れの産物である」という意見に対し「むしろ世界中がテロに脅える時代になったからこそ、九条二項の意味は大きい」と返す。二十世紀以降の戦争のほとんどは、高揚した危機管理意識から発生する自衛戦争であり、敵の不在に耐えられずやがて仮想敵を作りだし、互いに脅えながら脅し「やらねばやられる」式の意識が発動して先制攻撃を仕掛ける。2013/08/12
ちくわん
20
2008年2月の本。氏が以前に雑誌等に掲載した文章に大幅な加筆・修正をした論文集。主張が明確なためツギハギ感は全くない。かなり厳しいテーマを扱っているが、タイトルに偽りなし。氏の文章は私には好ましい。2020/12/19
阿部義彦
19
森達也さんのエッセイの寄せ集め。かなり苦しんで編集したみたいで、イマイチまとまりにかけます。ところで講談社新書のデザイン、手抜きとしか見えないです。デザイン変更する気ないのか?このデザインにもギャラ発生してるのか?いくら貰ったのかしら?今回は書くことが無いのでつい余計な事まで言っちゃいました。2018/10/13
あふもん
16
柔らかくて正直な人だなぁ2014/06/19
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