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内容説明
人は誰でも失敗する。失敗すれば誰でも落ち込む。本当に大切なのはそこからだ。自分の回復力を信じ、待つことができれば、必ず壁は乗り越えられる。そのためのコツを失敗学の第一人者が示す。(講談社現代新書)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
116
中尾政之先生の実務的という感じよりも理論的、あるいはもっと直接的に読者に呼び掛けている感じがします。人生論的な色彩が強い感じがするのは著者が、実際に学生が人生に失敗したことを見ておられるからなのでしょう。読んでみるとかなり熱いメッセージが伝わってくるはずです。2015/11/20
hatayan
46
2009年刊。失敗学の提唱者が失敗のダメージを和らげるためのエッセンスを解説。 チャレンジに失敗はつきもの。失敗を真正面から受け止めるのはNG。正論を振りかざす人は状況を理解していないので無視。他人の評価や視線に対してはあえて鈍感に。困ったときに周りから助けられるかどうかは、周りに対しての日頃の接し方で決まる。 成功した人でも「社会は変わるもの」という意識がなければ失敗に追い込まれる。変化を意識しておけば、自分のやり方にこだわることなく前もって手が打てることがある。 身につまされる言葉にあふれた一冊です。2019/11/10
zag2
39
楠木さんの絶対悲観主義で触れられていた本に興味が湧き、失敗学で有名な畑村洋太郎さんの本から。人は誰でも失敗するもので、失敗してしまったときはエネルギーが失われた状態になる。エネルギーが回復しないと対処を誤るので、エネルギーが回復するまで待つkとが重要だという話です。エネルギー回復のためには、逃げる、他人のせいにする、おいしいものを食べる、眠る、などさまざまなことをやってみることも良いとあります。本当に困ったときに、助けになる本かなと思いました。2023/02/28
くろすけ
18
非常に有益だった。「誰でも失敗はする」という前提に立って、失敗に備えることの重要性、失敗した直後の身の処し方、組織としての対応、そして失敗をした人への接し方など示唆に富む。一社員、管理監督者、そして組織のトップ、それぞれの立場で知っておくべきポイント満載。失敗の直後は多大なエネルギーを失うので、本人に的確な行動を求めることは被害の拡大を招く。そもそも真の原因は往々にして組織全体の風土に潜んでいる。個人の責任に帰すのではなく、全社的問題と捉えて真摯に反省し、再発防止に取り組むことが、損害を最小限にする。2013/11/04
Francis
13
「失敗学のすすめ」「失敗学実践講義」に続いて猫町倶楽部東し京アウトプット勉強会の例会の勉強のために読んだ。こちらは心理的な面から失敗したとき、どうやって立ち直り、新たな挑戦を目指すかを考えたもの。畑村さんは勤務していた大学を定年退職後にこれらの本を書いたのもすごいと思う。まさに人生100年時代を先取りしてますね。2018/03/26
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