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内容説明
人間好き・活字好きに贈るインタビュー論。いかに下調べをし、話を引き出し、書くか? その方法を実践的に解説した上で、吉行淳之介から糸井重里まで名インタビュアーを例に活字のライブの楽しみ方を伝授。(講談社現代新書)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
300
インタビューでもなんでも下準備が絶対に必要だなと思った。冒頭のアダルト女優からスポーツ選手、政治家まで連日の様にインタビューしていた下りが面白かった。2016/09/15
kana
18
取材とインタビューの違いについての言及が興味深い。長年積読してたのでもっとインタビューたくさんかいている時期から読むべきでした。手法こそすべて手書きでメモしていたりとか、アナログなんですが、心意気はすごく勉強になります。書き起こしままの文章がどう整理されて掲載されるのかのビフォー/アフターも一例が出ているのですが、本人が話したことは変えずに、引き算の美学というか、本当にプロの業を見せられました。インタビュー本のバリエーションとして参考図書も出ていて、つい購入。これからも大切に読み返したい一冊です。2023/02/19
yukiko-i
18
人から話を引き出すうえでの工夫や心構えがわかりやすく書かれ、たいへん参考になった。2015/12/22
阿部義彦
11
雑食ライター永江朗さんのインタビューに関する考察。正統派から飛び道具的邪道まで。大変為になりました、下準備と打ち合わせ(特に依頼者との)が如何に大切かと言う事を痛感しました。2016/07/02
ちばっち
9
色々勉強になったし、純粋に面白かったです。インタビューする時や記事におこす時、見せ方や読み方の注意点などへぇ~と思いながら読み進めました。相手との距離感や載る媒体など様々な要素を考慮し、手法や口調を変えたりするなど色々考える事が多くてひたすら感心してしまいました。もちろん事前の勉強も大事だし、文字数が決められているので削らなければならない事も沢山あって労力の割に報わない仕事だなぁと思ってしまいました(←ちょっと失礼)でもインタビューする事の楽しさも伝わってきて奥が深いなぁと思いました。2017/02/18