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内容説明
どんな相手にも「ぶれない」「びびらない」「怒らない」――。ビジネスでも人生でも、人と相対したときにどう振る舞えるかが結果を大きく左右する。いつでも最高のパフォーマンスをするには、どんな心持ちでいることが重要なのか。外国の要人、日本国首相、そして特捜検察などに対してギリギリの交渉力を発揮してきた著者が、現代を“図太く”生き残るための処世術を伝授する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
287
色々なテーマに分けてこれからの社会を生きるための指南があり、感銘をうけたところもあるので、実行してみたい。2013/11/19
seacalf
174
知の巨人佐藤優氏が怒らない、びびらない、飾らない、侮らない、断らない、お金に振り回されない、あきらめない、先送りしないの8つの章で人に強くなる極意を紹介。わかりやすく噛み砕いた文章で書かれているので大変ありがたい。中でも怒りに注目したが、代理経験の重要性、本を読む、体験者から話を聞く、怒りは溜めずに昇華させるというのが1番印象に残った。なにより外務省時代のエピソードがあちこちに出てきて面白く読める。図太く生きるテクニックなどはなく、至極真っ当な生き方を目指す事が誰に対しても怯まず生きる極意なのだと感じた。2022/06/24
ehirano1
166
2年ぶりに再読。そういえば、本書で東郷和彦氏がなぜ判断が早くあまりブレないのかを読んで以来ここ2年”シュミレーション”を取り入れ今や常習化するに至りました。けっこう役立っているなぁ、と再読後に感慨に耽っています。2016/07/18
再び読書
151
見た目とは違う理知的な人に感じた。また筋を通す意思の強さにも感心させられた。検察が世論に応じ、鈴木宗男氏と佐藤氏を逮捕したとは、事実ならなんと情け無い、この国の未来は暗いと言わざるを得ない。この本の事に戻るとごく当たり前の事をわかりやすく纒めてくれている。人間関係におけるノウハウがあり、為になった。また、田中真紀子氏と外務省との戦で、話題になった伏魔殿と称するエリート役人の身勝手さや、傲慢な考え方なのがよくわかる。2015/11/29
きみたけ
149
「びびらない」「侮らない」「断らない」「先送りしない」を重点的に実践したい。まだまだ改善の余地あり。2020/04/06