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内容説明
お金がない、無関心、旧態依然の組織…環境を嘆くだけでは始まらない。まずは自分から変わる必要がある。まちを経営するという観点で18年闘い続けてきた著者が、まちを変えるために必要な思考と、身に付けるべき7つの技術、そしてまちの活動に参加する段階から継続的な事業マネジャーになるまでの成長プロセスを解説する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
31
世の中というものがいかに肩書や立場によって人を持ち上げもすれば叩き落としもするのか(052頁)。 事業としてのまちづくりの基本は営業。継続営業活動を怠らないように(120頁)。 人口減少問題の一つは、公共サービスが過去のまま続けると持続性を失う可能性がある(161頁)。 投入資源(ヒト・モノ・カネ)×資源投入法=結果(衰退or発展)(167頁)。 重要なのは、問題を構造的に捉えて、仮説を立てて対応すること(同頁)。 事業の基本は希少性。どこにもないものをやる、これが活性化の基本スタンス(221頁)。 2018/04/24
大先生
7
「地域活性化とは『稼ぐこと』であり、地域活性化を牽引する人材というのは『地域を稼げるようにできる人材』である」とし、著者の様々な経験を交えながら、地域活性化に必要な思考・実践・技術を解説した本です。税金(補助金)に頼るのではなく独自に「稼ぐ」仕組みを構築していくこと、そして、批判覚悟で、とにかくやってみること(=準備病からの脱却)の重要性が強調されています。当然のことながら「お金は苦手で…」などと言っていては地域活性化できないわけですね。2023/08/27
有坂汀
5
本書は高校1年生の頃から「まちを経営する」という観点で18年間闘い続けてきた著者が自らの培った経験や学識を基に問う、まちを変えるために必要な思考とそれを身に付けるべき七つの技術、そしてまちの活動に参加する段階から継続的な事業マネジャーになるまでの成長プロセスを詳細に解説した一冊です。本書の中には衰退期を向かえているどこの地方自治体にもありがちな諸問題を抱えながらも自らのビジョンを描き、仲間を集め、継続的に事業を発展させて「稼ぐ」仕組みの作り方を説明されており、本気でやっていく方には「バイブル」になります。2024/12/09
ささ
3
すごい。私は故郷のまちおこしとまちづくりをどうにかして出来ないか考えていたところ出会った。 「儲けなくして〜」「交付金頼みだと〜」とまちづくりを行なっている人ではないとわからないことをたくさん教えてくれる。行動を起こしながら方向の修正やステップアップを行わないと無駄になってしまうとのことなので行動に移していきたいと思う。2017/09/09
M_Study
2
新規事業創出とプロマネの本。町おこしみたいな空想論ではなく、ビジネスとしていかに事業を回すかに主眼が置かれていて良い。2021/08/15