内容説明
浜口首相狙撃事件、血盟団事件、五・一五事件、永田鉄山斬殺事件、二・二六事件…。昭和戦前期、“尊王倒奸”を掲げた事件が連続的に起こった。彼らは何を目指し、なぜ挫折したのか。日本を震撼させた「昭和維新」の実相に迫る渾身のノンフィクション。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆうきなかもと
4
著者は玄洋社初代社長・平岡浩太郎の曾孫で、黒龍会の内田良平の血脈道統を継ぐ人物。 9.11の同時多発テロ以降、イスラム教のスンニ派から出た過激派組織、あるいはその過激な思想による無差別テロがたびたび起こっているが、血盟団事件や2.26事件に代表される昭和維新運動も、暴力を通した抵抗運動という意味で似たようなものだと思っていた。 しかし、今回、本書を読んで、その違いがはっきりした。昭和維新では、無差別テロではなく、暗殺を用いたが、それは政治家個人に責任を求める姿勢なのだと感じた。2016/05/27
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