SPA!BOOKS<br> 民警

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民警

  • 著者名:猪瀬直樹
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 扶桑社(2016/06発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784594074432

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内容説明

この国を守るのは「官」ではない。テロに戦慄する現代日本と地続きの知られざる警備業の歴史とは?セコムとアルソックーー1964年東京五輪を契機に現れた、二大民間警備会社の勃興と確執。2020年東京五輪を掴んだ作家が緻密な取材と卓越した視点で、隠された戦後史を照射し未来を予見する。(あらすじ)テロへの不安、日本の安心・安全は誰が守るのか?1962年、日本初の民間警備会社・日本警備保障(現・セコム)を起業した二人の若者は、1964年の東京五輪で選手村の警備を一括受注し、脚光を浴びることとなる。そして、その東京五輪で選手村の警備をセコムに発注したのが、のちに綜合警備保障(アルソック)を設立する警察官僚だった。「民」と「官」ーー。出自と起業の思惑も対照的だったが二社は、永山則夫事件など時々で交錯。歴史の奇妙な因縁に縛られていくーー。日本を防衛する軍隊として23万人の自衛隊が存在する。国内の治安は24万人の警察官があたる。彼らのために国民は税金を支払っている。いっぽう民間の警備員数は警察官の2倍、50万人余である。日本の治安は、いまや「3兆円産業」に拡大した民間警備業市場の力を無視することができない。(本文より抜粋)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おいしゃん

42
警備会社を取り扱ったノンフィクション。セコムとALSOKという最大手二社の成り立ちが、実に興味深い。現在の二社の受注先や棲み分けにもこんな背景があったとは…。2018/09/18

おかむら

35
セコムとソーケイ(ALSOK)の創業から今日までの歴史をアッサリと。とても面白そうなテーマなのにページ数が足りないというか、突っ込みが足りないよ猪瀬。ところで本書には出てこないのですがセコム創業者の飯田さんってスゴイのよ。他の兄弟も、オーケースーパーの創業者と居酒屋「天狗」チェーンの創業者なんだって。起業力高い兄弟だわー。こっちの話誰か書いてくれないかしら。猪瀬以外で。2016/04/12

糜竺(びじく)

23
日本に警備会社(SECOM、ALSOK)がどのように登場し、どう拡大していったかがよく分かった。2023/02/12

wasabi

10
SECOMや綜合警備保障のガードマンさんって、いつしかすっかり頼もしくなった。制服や装備が洗練され、警備時の振舞いからは警官に劣らぬ鍛錬が知れる。今では機械警備もすっかりと定着したけど、小さな事業所でさえ自前でやっていた守衛や宿直業務をアウトソーシングする感覚は古いようで新しい。ATMの管理はALSOKのお家芸だそうで、確かにあまたあるATMの中に券種ごとの紙幣を過不足なく補充するのは容易ではないだろう。民間警備という新事業が生まれて半世紀、創業者の先見と苦労に敬礼。2016/06/21

うらじ

6
微妙。警備業界は闇が深いからそこを知りたかったのに半分くらいセコムの社史になってるし斬り込みが浅い。2016/03/13

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