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内容説明
高売り、値引きなし!高収益企業に共通している行動とは?
高収益企業に見られる共通の行動とは、戦略的なプライシングを実行していることである。
本書で解説している中核の概念としての「顧客価値創造プライシング」を体現しているからこそ、顧客の満足と企業収益のバランスがとれているのである。
サービス業のみならず、技術力と製品開発能力を持つモノづくり企業に必要なものとは、利益を確保するための顧客価値を創造するプライシング戦略と事業環境変化に対応したマーケティング戦略の実行である。
本書には、経営者、マーケティング責任者やブランドマネージャーに必要不可欠な知見とヒントが凝縮されている。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
luther0801
6
プライシングの重要性、基本的なマーケティング理論が網羅的に、丹念に書かれている本。大変勉強になった。「値上げのための」というより、初期より、プライシングを重要視すべきとの論調だったが、自社でこういう理論・戦略を活かしていきたいと思う。2015/08/11
芸術家くーまん843
5
値決めは経営。営業部門は安ければ簡単に売れるから値段を安易に下げようとする。値決めは決して営業部に任せるべきではなく経営者が決めるべき。こうした値決めをするためには商品毎に利益が見えなくてはいけない。商品の原価は?販売費は?売値は?利益は?こうしたデータが毎月把握できないと値決めの効果が測定できない。経営者に値決めのための情報提供が必要。要はお客様が買ってくれる限界まで高い値段で売ることが大事でそのために無料戦略も含めて色々な工夫をしていかなくてはならないことがわかった一冊。2014/01/28
奈良 楓
4
現在の価格を上手に値上げしていくための戦略論と思っていたのですが、中身は価格戦略以外のマーケティング論。「顧客価値創造=よい顧客×(顧客の近く価値ーペイン)」といったコンサルチックな式を見た時点で、期待していた中身と違うと思い、飛ばし読みに方針を切り替えました。マーケティングの勉強のとっかかりにはいい本と思います。2015/11/19
ケルトリ
3
売るためには、商品の成り立ち・拝啓・ストーリーを説明することがやはり大切となる。価格を決める際の分岐となる地点の解説は非常にためになった。2019/12/21
Yasomi Mori
3
正当な利益確保&サービスをスケールさせるための価格戦略論。コストにマージンを載せた値付けか、競合他社に対抗する形の値付け、いずれかを採用するケースが多いが、顧客への提供価値ベースの値付けを推奨。当然難易度は飛躍的に上がるため、その道筋を示す一冊。3C+PESTで事業環境を抽出し、事業ドライバーを分析した上で、マーケティングと営業の2軸から戦略が論じられる。本書から分かるのは、単に価格設定だけ考えるのでは不十分で、価格戦略はマーケ理論の集大成かつ、最終的に経営判断として決定されるべき事柄であるということ。2019/02/15
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