内容説明
人間にそっくりのロボット、アンドロイドがどのように造られているかについて、製作過程や内部機構などの多くの写真を交えつつ、わかりやすく紹介するものです。 石黒先生の開発されたアンドロイドを題材に各部分の構成や、製作の過程、使用している素材などを写真を中心とした構成で解説。公開されたことのないアンドロイドの内部機構の写真を数多く掲載。設計図なども紹介しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
39
恐竜ロボットの先駆者・ココロ協力のもと、アンドロイドを造る。フルカラーだったらなあ…と思いながら、質感や「生死の定義」に魅了された。著者はきっと工学的な部分をもっと説明することができるだろうし、そういう本もきっと存在しているだろうと思う。けれども「アンドロイド」の可能性を何も知らない一般人を驚かせるには、こういう本が的確だと思う。私たちが彼らアンドロイドと肩を並べる日をまざまざと感じる。それはアイドルとかではなく、ともに労働する仲間…身近な存在になる気がする。2022/09/22
とんび
1
写真が多くて読みやすい。逆に字が少ないので、内容的には作ったアンドロイドの紹介止まり。 意外に具体的な制作方法を紹介していて、読者に「作ってみませんか」と語ってるようにも思えた。 細かいけれども重要なこと、意外と気にされない部分、アンドロイドを作っていると、人間がどこで人間を認識しているかという哲学っぽい部分がつまびらかになってくるのが面白い。2015/10/20
beetech
1
もっと詳しく知りたいと思った。物足りないぞ。2011/08/26
K・ITO
0
写真・図版が多くて解りやすい。入門書というより啓蒙書?やっぱり「人間に似せよう」とすると哲学になっちゃうのかぁ…2011/10/16
大豆
0
技術的なことはまったくわからないが、見ていて面白かった。自分の皮膚も、剥がしたら下には機械が埋め込まれてるかも…。2015/11/01