内容説明
「言葉は人をつくる」―2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した日本を代表する化学者・大村智北里大学特別栄誉教授の待望の箴言集。 数々の偉業をなしとげるまでの人生の道のりを鼓舞した偉人の言葉、家族や恩師からの言葉、そして自身で発した言葉を集める。 自分を、そして他者を励ましてきた名言の数々をピックアップ。 「I 人生」 「II 仕事」 「III 教育」の三部構成とし、 「朝は希望に起き 昼は努力に生き 夜は感謝に眠る」 「今を重ねて、生ききる」 「一期一会」 「将(おく)らず、迎えず、応じて蔵(おさ)めず」 「思いやりには想像力が必要である美術の基本である想像力は思いやりの心を持ち続けることで養われる」 「一人で出来ることは限られている されど 良い仲間を探すことはむずかしい」 「書いた物を読むときと違い 人に会い話をすると心が動く」 「形あるものは壊れる 生あるものは死す 高徳は人の心にのこり 生きつづける」 「願望は求めつづけるために あるのです」 「至誠(しせい)天に通ず」など、老若男女問わず幅広い世代の心に響くメッセージを収録。いつも手元に置きたくなること間違いなし! 心の糧、生きる希望となる1冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん
33
奥の深い言葉の数々でした。腹中有書の精神で本を読まないといけないなと思います。2016/11/15
けんとまん1007
29
思いやり。謙虚さ。地道な努力。大村先生の素晴らしい生き方のバックボーン。時々、手に取って読み返したい言葉が、たくさん詰まっている。できることから、一つでもと思うし、少しはできていることもあって、嬉しくなった。一つ一つは、小さなことでも、これだけ積み重ねることで、大きな違いになる。2018/11/24
みー
18
よかった。ノーベル賞を受賞した大村氏が、日々の生活の中で出会った「言葉」を書きためた「腹中有書」からの抜粋。とてもシンプルなので、大変読みやすく、シンプルだからこそ、伝わりやすくなっている。大村氏、ご自身の経験を経ての言葉も載っており、大変人生の勉強になる。偉大な事を成し遂げた人と言うのは、「人」としてもその器が「偉大」なのね・・。2017/06/06
ひめぴょん
15
ことばから受ける力は大きい。そんな風に感じる言葉を集めた「腹中有書」という大村さんのノートから生まれた本。肚の中にしっかりと根を張るために、何度も見返したり、墨書したりする時間を持つのは心豊かになるだろうと思う。以下は文中で印象に残った言葉。 今を重ねて、生ききる。→仏教でも「いま」を大切にということはよく聞きます。そして、漫然とではなく、生ききるという表現が良いなと思う。 恕。思いやりの心。人の気持ちを汲めるようになるためには、想像力を磨かなければならない。→思いやりの心は大切。子どもたちの名前にはそ2024/05/25
M
10
豊かな言葉は人の心に触れ、その刺激によって目に見える努力を重ねると共に、その変化が蓄積される過程で人の生き方すら変えてしまうほど力を秘めているのだと、改めて言葉の偉大さがよくわかる。「誰が」言ったかももちろん大事であるけれども、「何を」言ったか、そして、その言葉が偽りではなく、等身大で重みと深みを伴うような言葉を発せられる人物でありたいと本著を読み返して、改めて思う。 [物事は感性と一瞬の閃きと、多くの汗と多くの人の力により達成できる。]これが腹落ちして言い伝えられるような人に私もなりたい2019/04/24
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