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内容説明
「わたしの町には生き神様がいます」
海辺の町に暮らす人々と神様の織りなすちょっと不思議な物語。
『変ゼミ』のTAGRO、最新刊!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
辺野錠
2
神様が住む港町と言うシチュエーションだけど神様は何もせずにスケベな所を見せたり釣りをしたりして周りの人々は彼と関わりながら日常を過ごすというのが不思議な雰囲気になっていて面白く感じた。その中で震災を思わせる要素が出て来たり人の死が描かれるのも印象的。月から来たと自称するジェーニャが印象に残ったキャラクター。2020/08/24
文也
2
神という概念は世界中にあるわけですが、日本の神は畏れ敬い奉るもので、そこに何か見返りを期待するものじゃないと思うんだよね。神が「何もしてくれない」というのは人のエゴから生まれる驕りみたいなもんで、そういう所をチクチク突かれる作品でした。2016/06/03
ぬ(ぬ)
1
神とか仏とか正直まるでピンとこないクチだけど、こんな神様ならすんなり受け入れられそうだな。震災との関連性についてはここの感想見て初めて気付いたけど、それよりも前にファウストに載ってなかったっけコレ?…なんて思ってたら後年に連載再開されてたのか。何度も読むことによってまた違う味わいが出そうなスルメ作。多分。2017/06/22
HK
1
「生き神様」がいる海辺の街。日常に溶け込む神様という設定はアニメ「かみちゅ!」を思い来させるが、本作の神様は女子中学生ではなくスケベなオッサンである。ひとことで言えるようなストーリーは特になく、何気なく切り取られる情景や感情や思想が胸を突く。作者の「マフィアとルアー」「DON’T TRUST OVER 30」が好きな人は合うと思われる。2016/06/09
みきこ
1
「わたしの町には生き神様がいます。」一本の映画のような作品だった。何もしてくれない神様がいる海辺の町。うまくレビューできないけど、登場人物全員に人生が詰まっているのが見えるとゆうか、捨てキャラ無しだったと思う。ツダレンの表情かわいい。死に神の去り方かっけ~。TAGRO先生のこの絵も作品の雰囲気にあってて凄くよかった!これは人にオススメしたい・・2016/05/29