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内容説明
インターネット、IoT、人工知能…。社会の大転換点にある現代、昨日の延長上に未来はない。ペッパー初代開発リーダーが明かす、トヨタ、ソフトバンクで鍛えた「0」から「1」を生み出す思考法!会社のなかで、サラリーマンとして、「ゼロイチ」を実現する40のルール!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
著者の生き様を学ぶ庵さん
32
お仕事本。トヨタの傍流部署に配属された若手社員が型破りな会社人生を経て3750万円のレクサス開発に関わり、ソフトバンクの孫正義社長から声をかけられ、ロボット・Pepperを開発したという成功談。参考になったのは次の三点。①ヴェルサイユ宮殿の池の鯉を鳥から守るため、防護網を設置すると、鯉は安心しきって泳がなくなり、ブクブク太った。天敵の鯰を放流すると鯉は必死に泳ぎ、美しい姿を取り戻した。②ゼロからイチは生み出すには、ハードワークは不可欠。③F1レーサーは練習の段階でギリギリの線に挑み、スピンが多くなる。2017/01/14
九曜紋
12
トヨタからソフトバンクへ。ロボットPepperの開発プロジェクトに参画した著者は学歴エリートではないし特別な才能に恵まれていた訳でもないと謙遜する。ゼロからイチを生み出すために唯一必要な武器は、やり続ける情熱。私自身は悪くない程度の学歴を持ってお固い会社に入り、法律の枠内でのみ動ける仕事をして著者とは真逆の生き方をしている。しかし私も組織人として社内の軋轢や「出る杭は打たれる」という体験を経て、著者の言うゼロイチ的生き方のかけらくらいは理解できる。エリートの成功体験が無意味な時代が到来したことを痛感する。2016/07/26
べっち
11
まさにワークスアプリケーションズそのものではないかと感じた。ただ優秀なやつだけがゼロからイチを生み出すわけではない。2016/07/06
wearnotequal
4
出る杭は叩かれるためだけでなく、引き抜かれるために。相場観のない分野に挑戦する時にはまず置石を置いてみる。それを少しずつ修正しながら進める。当たり前のことだが、再認識できた。2016/08/13
Sumiyuki
4
Pepperの開発者が語る、組織人によるゼロイチ。情熱。失敗を恐れずに、挑戦することの大切さ。2016/07/29
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- 和書
- 古代研究 4 角川文庫