内容説明
日本屈指の名投手、桑田真澄。二度の甲子園優勝やプロ入り後の巨人軍での活躍は、今も人々の記憶に新しい。体格的に恵まれたわけではない彼が第一線を走り続けた陰には、並々ならぬ努力と独自メソッドの確立があった。どうすれば野球は上達するのか。プロを志す野球少年がそれぞれのステージで成長し、長くプレーするための練習法とその指導法を桑田自らが語る!全ての野球関係者へ贈る一冊。
目次
桑田真澄の原点(はじめに
落ちこぼれからのスタート
中学校で芽生えた自信
PL学園で受けた衝撃
甲子園で学んだこと
PL学園で、僕の野球の「核」ができた)
メジャーリーグへ(読売ジャイアンツ退団
野球が好きなのか、それともレギュラーやエースの座が好きなのか
不安だらけのアメリカ
独りっきりの挑戦が始まった
貪欲なアメリカの選手たち
直前でのアクシデント
涙を抑えきれなかった
野球の神様は試練と勇気をくれた
マイナーリーグでの経験
メジャーリーグデビュー
身体の小さい、年齢も重ねた僕がメジャーで投げられたわけ
経験することの大切さ
フランク・ジョーブ博士との出会い
引退と経験という大きな財産)
早稲田大学大学院へ(早稲田への夢
野球を勉強したかった
早稲田大学大学院入学
球団経営の難しさ
修士論文
飛田穂洲の野球哲学
監督としての飛田(1)-「練習量の重視」の実際-
監督としての飛田(2)-「精神の鍛錬」と「絶対服従」の実際-
評論家としての飛田(1)-野球統制令-
評論家としての飛田(2)-「誤解された野球道」の誕生-
評論家としての飛田(3)-最後の早慶戦-
野球道の再定義
合理性の追求
バランスの大切さ
リスペクト
プロアマ一体の人材育成
「金の卵」を育てるために
米作りとワイン作りから学んだこと)
野球を愛する皆さんへ(野球が好きな子供たちへ
少年野球の指導者たちへ
アマチュア野球の大切さ
野球ファンの皆さんへ
おわりに)
感想・レビュー
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katoyann
ライアン
ゆいつき
呼吸が清々しい太陽
ぴよぴよ