集英社ビジネス書<br> 天草エアラインの奇跡。赤字企業を5年連続の黒字にさせた変革力!

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集英社ビジネス書
天草エアラインの奇跡。赤字企業を5年連続の黒字にさせた変革力!

  • 著者名:鳥海高太朗【著】
  • 価格 ¥1,232(本体¥1,120)
  • 集英社(2016/06発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784087860603

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内容説明

たった一機の飛行機しかない日本最小の航空会社、熊本の天草エアラインは赤字経営が続き倒産寸前にまで追い込まれていた。しかし2009年、新社長の就任で会社の空気が一変する。彼らが黒字への奇跡のV字回復を達成した秘密とは? どうして日本一小さい航空会社が日本一有名な地域航空会社になりえたのか? さまざまな変革をもたらした社長だけではなく、自分がまかされた仕事の中で何ができるかを精一杯考えてきた整備部から営業部、パイロットやCAを1年半にわたって密着取材。さらに強力なサポーターである小山薫堂やパラダイス山元への取材を通して描いた企業回生の物語。

目次

序章 新たなるイルカの翼
第1章 離陸3年目で経営の危機 2000~2009年 常態化した赤字経営
第2章 新社長、天草エアラインを変える 2009年~ 「社長室はいりません、いますぐ壁を壊してください」
第3章 たった1機の飛行機が人々をつないでいく 2009年~ パイロットやCA、営業……社員たちに起きた意識の変化
第4章 社外からも強力なサポーターが 2011年~ 小山薫堂とパラダイス山元の登場
第5章 「旅の目的は天草エアラインに乗ること!」 2013年~ 単なる移動手段ではない“観光エアライン”という新しい形
第6章 次世代へ天草エアラインをつなぐために…… 2014年 「社長は引き際のタイミングも重要だと思っている」
第7章 奥島が天草エアラインに残したもの 2014~2016年 ついに新型機ATRが天草の空に
終章 今日もイルカは天草の空を飛ぶ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん

45
部下と同じ目線に立ってものを見る事が出来るリーダーによって組織が蘇っていきます。壁を作ったコミニケーションは全く持って組織にとって害にしかならない事が良く分かります。2016/07/07

MAEDA Toshiyuki まちかど読書会

41
図書館本。社員57人みんなが一丸となって一機の飛行機をチームで飛ばす天草エアラインの奇跡。一日10フライト、一機の飛行機乗りっぱなしのパラダイス運賃1万5千円!天草→福岡→天草→熊本→伊丹→熊本→天草→福岡→天草→福岡→天草!!飛行機好きならこの青いイルカに乗ってみたい。2016/06/01

おかむら

34
がんばれ地方!がんばれ中小企業!ってキモチになりました。読後感がいいぞ。あとこの本に出てきたパラダイス山元さん、乗り鉄ならぬ乗り飛行機。恩田陸の小説にも出てきたけどほんとにそういう趣味の人いるんだなー。飛行機乗りっぱなしかあ…。ワカランが楽しいのか?ちょっと興味あるわー。2016/06/08

おせきはん

9
奥島社長の就任を機に社長室の壁が物理的にも取り払われ、緊密なコミュニケーションとともに自由にアイデアを出せるようになり、破綻寸前だった天草エアラインの経営が改善していく「奇跡」の過程は興味深いものでした。社員を信頼して任せ、裏方を大切にする姿勢は、組織のあり方として望ましいですね。2018/04/10

よし

6
九州にいながら、全く知らなかった。こんな航空会社があったのか。表紙の社員たちの写真がいい。みんな笑顔で、互いを信頼しあい、仕事に誇りを持っている。10年前は、暗くて先行き不安であったのに・・。社長が代われば、こんな風な「奇跡」が起こる。その秘密が知りたくて、むさぼり読んだ。一気読み!着任早々に、「社長室の壁を取っ払って」と社員に取り壊させた事から、変革の予感。社長のリーダーシップと社員たちの意識改革。何でも言える自由さ、アイデアの数々、全社員で機体掃除もすごい。・・天草エアラインに乗ってみたくなった。2016/11/02

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