内容説明
妖かしにより滅亡した足利将軍十五代を描く「ぬっへっほふ」、京の都の蠱惑に取り憑かれた一族を描いた「『西の京』戀幻戯」……国内ホラー作家の第一人者が贈る、極上の室町伝奇傑作集!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ポチ
46
室町時代の妖のアンソロジー。一休さんの三話と首狂言天守投合の話は面白く読了。その他はまあまあかなぁ〜。2016/10/06
アーちゃん
45
2016年発行。2000年から2014年まで『異形コレクション』に発表した8作の短編集。既読の「若狭殿耳始末」(『異形コレクション 闇電話』掲載)が良かったので借りた一冊。全て室町時代を舞台にしていて、うち三篇は主人公が一休宗純。ホラーというかグロテスクな表現も多いけれど、姫君が天守で生首に化粧をするという「首狂言天守投合」まで行くと笑いしかでない。好みはラスト「ぬっへっほふ」。足利将軍15人の、初代尊氏(マイナス15)から義昭(マイナス1)に”おわりをまて”と囁く謎の生物。怪奇と幻想の室町を堪能した。2026/06/01
5〇5
9
室町時代に材を得た伝奇幻想集です。初出は、すべてテーマ別アンソロジー「異形コレクション」なんですね。「異形」目線で作品を眺めると、それぞれのテーマを一貫してこの時代の世界観で見事に表現されています。そして、あの”一休さん”を、オカルトハンター”一休宗純”に仕立て上げた荒技に、称賛を送りたいと思います。2022/09/28
rinpei
6
題名・装丁と本作の内容との間に違和感を覚える方がいらっしゃるようだが、私的には実にぴったり、しっくりきました。人の情念の奥に潜むエキセントリックな美意識圏に遊ぶ感覚。「首狂言天守投合」、特に気に入りました。2016/07/08
アヤ
5
山本タカトの表紙に惹かれ読んではみたもの全く面白くない…室町時代のホラーというか幻想小説というか(´-ω-`)一休シリーズというものがあるらしいが荒唐無稽で2chの寺生まれのTさんかと思いました。「寺生まれって本当にすごい。そう思いました。」って最後に書かれていたら面白くなったのかもしれない(笑)2016/07/13




