客席から見染めたひと

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客席から見染めたひと

  • 著者名:関容子【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 特価 ¥990(本体¥900)
  • 講談社(2016/06発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062199124

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内容説明

当代随一のインタビューの名手が、「舞台」を彩る16人のトップランナーに迫る。30代から80代まで、世代を超えて語られる「芸」の世界の深淵。そして師弟の情愛──。舞台俳優から歌舞伎役者、狂言師、落語家まで、普段は語られざる彼らの本音、舞台論、受け継ぎ後進に伝えるべき「伝統」への思い、そして数奇なみずからの人生……。本人の生き生きとした肉声を通して紡がれる数々の物語が、読む者の心を捉える究極の1冊。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

絶間之助

2
16人の舞台人との対談集、著者のインタビュアーとしての腕の良さを感じる本でした。串田和美、小日向文世の自由劇場時代の話が面白かった。その象徴が吉田日出子ですが、今はどうしているのでしょう。桐竹勘十郎と簑助師匠との関係は、伝統芸能ならではの深さ。中村扇雀の勘三郎との舞台作りもよく分かりました。藤間勘十郎の富十郎、鷹之助への思いも伝わってきた。祖父曰く、六代目菊五郎より踊りの上手い役者は他にもいたが、六代目の凄い時は神がかっていたそうです。こんなトリビアも楽しい。落語では小朝の志ん朝、談志との話が面白かった。2017/06/29

はちがみっつ

1
映画、舞台、歌舞伎、能など、作者がこれは、と思った俳優さんへのインタビュー本。麻美れいさんだけは、女性だが、男役だから、と登場。この作品でも、作者のやさしい語り口は変わらず、愛情に満ち溢れた作品になっている。2017/04/24

railway

0
評論対象が素晴らしい2018/01/05

あだっち55

0
歌舞伎や落語・狂言などに興味のある人にとっては、取り上げられている人の意外な一面や裏話を知ることができる垂涎の書だと思います。その世界では、名の通った人なのでしょうが、素人の私は、何代目誰々と云われてもピンと来ないことが多く、Googleで確認しながら、読了しました。2016/08/28

ラム

0
前作「舞台の神に愛される男たち」に続く16人の舞台人へのインタビュー集 前作は演劇人中心であったが今回は伝統芸能の担い手が半数以上占める 自身のことよりその師についての話に読み応えがある 関西ではなじみのない東京の落語家が異口同音に語る物故した名人の話は時を忘れる また、矢野誠一の話も素晴らしい 仲代達矢の出生の秘密、 麻実れいの充実 その他歌舞伎、文楽、狂言師等の芸談が盛り沢山 関容子の力量によるところ多し(連載雑誌が「浄土」とは不思議な感じ)2018/09/12

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