幻冬舎単行本<br> たどりつく力

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幻冬舎単行本
たどりつく力

  • 著者名:フジコ・ヘミング【著】
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • 幻冬舎(2016/05発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344029538

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内容説明

運命の扉は重いほど中が明るい……。音を失った苦悩のピアニスト、フジコ・へミングが今、あなたに伝えたいこと。

『これから正直に私の人生を綴りたいと思います』。
貧しさ、いじめ、そして聴力の喪失……。数々の苦難と絶望を突き抜け、如何にして世界を感動させるピアニストとなったのか。
苦悩のピアニスト、フジコ・へミングが人生を通してあなたに伝える、運命の扉を開く生き方。

もくじ
第一章 運命を開く
第二章 自分らしいピアノ、自分らしい生き方
第三章 魂は不滅だと、音楽が教えてくれた
第四章 ピアノの奥深い楽しみ、そして底力

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小梅

86
とても厳しくピアノを教えたお母様があって今の彼女がある。 耳が聞こえなくなるなんてピアニストとして絶望的な気持ちになったでしょう。勇気を貰える一冊でした。 今日は、これから念願だった彼女の演奏を聴きます。 この本を読んでモチベーションが上がりました(*^_^*)2016/11/17

アキ

24
「フジコヘミングの時間」という映画を見た。感動した。遅まきながらファンになった。年齢非公表だが、8◯歳にもかかわらず、世界を股にかけピアノリサイタルを行っている。いつまでできるかわからないが、ピアノが大好きでみんなに聴いてもらうことがなによりの喜び。女手一つで育ててくれ、小さい頃厳しかった思い出しかない母親を、今この年になってしきりと思い出す。ほめられることはないと思うけど、亡き母にいちばん聴いて欲しい。私は私よという強烈な個の意識とつらかった過去の思い出。人生すべてが演奏に出る。是非演奏を聴きたいと想う2018/08/23

Book・CaFe

19
ロシア系スウェーデン人画家・建築家の父と日本人ピアニストの母を持つ、ベルリン生まれのフジコ・ヘミング。 16歳の時、中耳炎をこじらせて右耳が聞こえなくなる。 いじめ・孤独・貧困・難聴など苛酷な状況の中でもピアノを弾き続け、世界の舞台で演奏できるまでのピアニストとなった。 決して恵まれた環境ではなかったが、努力と忍耐でピアノを弾き続けてたどりついた夢の世界。 あきらめず自分のやりたいこと・やらなければいけないことを続けていけば、いつかたどりつける夢の世界があることを信じてみたい。 2017/10/21

さっちも

15
選択と集中の大切さを学ぶ。苦難をのりこえる勇気をもらえた。もっと読まれて良い本だと思います。2018/01/28

スリカータ

9
フジコ・ヘミングさんの語りがそのまま文章になったような本です。タイトルからは流行りの自己啓発本のような印象ですが、フジコさん自身はそんな事を微塵にも思わずに淡々と生きて来られたかのようです。殆どは既存のエピソードでしたが、何度聞いても(読んでも)いいです。フジコさんのピアノはファンもアンチも多いですが、私はリサイタルでご本人を拝見してオーラを感じました。カンパネラの演奏も好きです。フジコさん、今の貴方なら天国のお母さまもきっと褒めて下さるでしょう。2018/06/29

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