内容説明
本書は、統計学の理論を簡潔に解説しながら、Rの手順・アウトプットの解釈を丁寧に行う。具体的には、統計に関する理論をコンパクトに解説→Rでの操作手順、アウトプットの解釈という流れで本を構成していく。章末に確認用の練習問題を用意した。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
sheemer
14
2008年刊の本。ずっと積読だった。Rのコンソールから最大で20個ほどのサンプルデータを手入力してからそれらについての要約統計、推定、検定、分散分析、回帰分析などなど。応用編になると具体例をいろいろ、また人工データの発生などもやる。図もちゃんと描ける。シンプルな道具立てだが思いの外遠くまでたどりつける、全然捨てたものではないRと統計の入門書。サンプルデータを手打ちするのも、操作に慣れるための素振り・基礎練だと思うとけっこう楽しい。2025/11/01
キョートマン
9
Rってこんなに便利だったのか。もっと早くから使ってたかったな〜2021/03/09
あんころもち
8
社会科学系の論文に載ってるあの表やあのグラフ(回帰分析等等)を描きたいという人がまず読むべき一冊。レファレンスがきっちりしているほか、前章の復習となるコマンドもちょこちょこ挟んでくれ、非常に勉強しやすい。ただ本丸となる回帰分析等等の実践上の解説は甚だ不十分でありこれ一冊でというものではない。2017/04/10
ぷるいち
7
いくつかの事柄について証明がないのがちょっと不満ですが、比較的わかりやすかった。PCの傍に置きつつ、Rにバシバシ書いていって動くかどうかやってみる、という使いかたが一番いいと思います。ただちょっと回帰分析とか因子分析がサラリとしすぎである印象。むしろ使いたいのはそこだったので……。2016/03/12
gerumanium
4
Rという統計解析向けのプログラミング言語で、統計学を学ぼうとする本。率直にいって凄くいい本だと思う。しかし、統計学が初学者の人には辛いと思う。だからこれをやる前にちゃんと統計学をやって、この本の演習問題をこなすと頭に入っていき易いと思う。さらに、統計学の問題集で出た問題をこの本を見ながら実演してみると理解度が増す。是非やってもらいたい。2010/12/28
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