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内容説明
自分の直感と経験だけで組織と人を動かそうとするには、限界がある。マネジメントの基礎知識を学べば、誰でも一定レベルの上司になれるのだ。「雇用のカリスマ」である著者が、クイズ形式でわかりやすく解説する「2W2R」とはWhatとWay、ReasonとRange。何を、どうやって、なぜ、どこまでを決めてあげること。「三つのギリギリ」とは、(1)易しすぎず難しすぎず、できるかできないかの線を提示する。(2)活かし場を用意する。(3)逃げ場をなくす。というギリギリの目標を用意すること。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アナクマ
34
テーマは「やる気」の作り方。極意は、3ギリと2W2R。◉評価〜承認〜報賞に先立つものなのに「すっぽり抜け落ちている」のが、機会〜支援=やる気の創出だという。すなわち、3つのギリギリで機会を与え、whatとwayで丁寧に教え、reasonで考えさせることで、モチベーションを絶やさないことが肝要。そして「この中でなら自由に遊んでよし」の範囲range指定。◉「もっと力を尽くして(遊んで)みたい」という人は多くいる。しかし、ルールもやり方も知らせず、面白さも伝えられないゲームに参加しろという管理者は単に無能だ。2021/07/28
アナクマ
22
「何冊も読むより手っ取り早く簡単に勉強できる」本とある。◉まとめの6章_欠けると不満を抱く項目/衛生要因がいくら有っても満足はしない。〈機会〜支援〜評価〜承認〜成長〜報賞〉の輪が必要。◉何もできない相手には。上司が「数字や行動を示すだけで…具体的にどうやるべきかを教えていない場合が多い」◉理由がわかれば、指示は「考えること」に代わる。◉ちょうど良い目標は、得意を少し残し、かつ、逃げ場をなくして設定せよ。◉「何のために働いているのかがわかると真剣度が増す。近くの人の仕事との関連を理解してもらうことが重要」2024/10/19
チェアー
13
日本型の年功序列が意外(でもないか)にも働く人のモチベーションを維持・発展させていくのに適したスタイルと知る。ただ、あくまでマネジメントが最適に行われた場合は、ということ。現状の形態を最善と思い込んで、変革を退ける人が多い場合はマイナスに働く。書いてあることは驚くべきことはない。仕事の報酬は仕事だという風土を作れるかどうか。自分が成長し、世の中に貢献できていると実感できるかどうか。そのために上司は日々の目配りと目標設定が欠かせない。2016/08/08
ともふく
9
著者の別の本を読んで興味を持ったので、この本も読んでみました。マネジメントの基本的な理論や、日本型雇用の特徴をしっかり押さえた上で、マネージャーとしての行動を考えることが大事だと思いました。2021/03/28
O. M.
6
著者の「マネジメントの基礎理論」と併せて読みました。本書は、上司が部下をどのように指導するかについて、具体例を交えて易しく解説しています。具体的には、(1)Way(どうやったらそれができるか具体的な解決策)を教えること。(2)部下のレベルにあったギリギリの目標を与えて、しかも日々これを調整すること。(3)できる部下には、Range(この範囲内で自由にやれ)という指示を与えること、など。本書にもさらっと書かれていましたが、個人的には、指導の前提として、企業文化がそれに見合ったものであるかが大事ではないかと2016/09/04
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