ローマへいった少年使節

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ローマへいった少年使節

  • 著者名:谷真介【著】
  • 価格 ¥594(本体¥540)
  • 女子パウロ会(2016/05発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784789607704

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内容説明

鎖国時代が終わり、日本が近代国家として歩みはじめた明治4年(1871年)、アメリカ、ヨーロッパの諸国をめぐり各国の元首たちをたずねる岩倉具視ら50人の使節団が、長い旅の後イタリアのベネチアを訪問した。そこで訪れた古文書館の係員から、280年前に日本から来た使節たちの手紙7通を見せられた。天正少年使節と、支倉常長の使節の手紙だった。関ヶ原の戦いよりも前に、使節団が派遣されていたことを岩倉は知らなかった。禁教令の中、キリシタンたちの歴史は抹殺されていたからだ。キリシタン大名たちから派遣された4人はどのような少年たちで、どのような使命を託されて、数年に渡る命がけの旅に出、どのような運命をたどったのだろうか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mj

20
16世紀末、足掛け9年に及ぶ少年使節の訪ローマ。帰国途中のマカオで、国内は禁教令下にあることを知る。我が国は禁教令に救われた部分があるとも考えられるわけだけども、拷問とかやり方がこわいです。そういうね、恐ろしいというかね、負の部分にフォーカスしちゃうんすよね。少年四人それぞれのその後の生き方に強く共感しますョ。人間らしいじゃないのョ。とにかくね、四人にとって無駄な経験なんかじゃなかったョ。日本の社会全体にとってもきっと大きな意味があったよネ。2018/09/11

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