考えすぎる脳、楽をしたい遺伝子

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考えすぎる脳、楽をしたい遺伝子

  • ISBN:9784844374053

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内容説明

「人間関係に神経を使いすぎて、毎日ヘトヘト」

「過酷な仕事がやめられない」

「眠いはずなのに、ついつい夜更かししてしまう」

そんな悩みの原因は、脳と遺伝子のチグハグな関係にありました。

現代人は、脳ばかりが暴走して、身体の限界を超えることをやってしまうバグを抱えているのです。

本書では、「科学界のインディー・ジョーンズ」が、過酷な探検と研究のなかで見つけた、

『ストレスなく、悩まずに生きる方法』を紹介します。



・「メタ認識」のせいで人は悩むようになった

・日本人は「眠りがちな体質」

・愛情を感じづらいのは「オキシトシン受容体」が少ないから

・インターネットは、暴力が支配する「原始時代」

・「ネアンデルタール人」は、歌って話した

・賢い人間に進化したユダヤの一族「アシュケナージ」

…etc

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホークス

44
深海生物学の長沼氏による「発達しすぎた脳に振り回されずに生きる方法」。一見当たり前の内容だが、考え方の根っこの部分に、いや全くそうだよなと思った。同じ生物学系(と言っても水産学部)だから共通するのか、歳をとったせいなのか。生まれてきたから生きて死ぬ。そこに理屈は無く、膨大な生き物の一個に過ぎない。生き物が在るのもただの偶然で意味など無い、という事だ。著者は気楽にのびのびできる方向に考え、都合の悪い事は脳や遺伝子のせいにする。そう思える時はそれでいいんじゃないか。肩のこらない軽く読める一冊。2018/08/11

キムチ27

43
筆者はこれを54歳の年齢で述べ、記した。古代中国、ローマ、近代ではドイツ等の哲学者は、「かちっと脳髄で」認識し、咀嚼 言葉を吐き出して 残した。さら~っと読めるが、読んで明日からの道しるべとなるとは思えなかった(余りに、雑念が多く、そのくせ知能が低い私)考えすぎたら不味いとは「思えない」今日・・空気を読みたくないけど、読まないと社会での立ち位置が揺らぎそう。楽をしない日々の生活って○ンツのゴムが緩み過ぎ 外見も内面もメリハリが切れそう・・と思うこと自体読者としてふさわしくないなぁ・・(◞‸◟)2021/12/24

岡本正行

19
つい、この間、読み終えたばかり本なのに、すぐ記憶が鮮明なうちに感想文を書かないと、「どうだったかな。」なんてことになってしまう。残念ながら、このほんが、そうだった。読みやすく、あまりきつい刺激がないだけに、す~っと流せる。それだけにインパクトが少ない。頭の中に、しみ込んで、自分のものとは、なっているのだろうご、なにがどうということになっていないのが残念だ。もっと真剣に、読まないと、著者にも、図書館にも、しつれいな気がする。脳と遺伝子、いま人間が真剣に考えておかないと、たいへんなことになる。反省と後悔の日々2022/03/28

マグカップ

18
題名『考えすぎる脳、楽をしたい遺伝子』の通り、本書ではヒトの特性についてとてもわかりやすくまとめられている。それだけに留まらず、その特性に基づき、読者に生きていく上での様々なアドバイスを提供している。日々の生活にストレスを感じたり、疲労が蓄積されていると感じたりしている人にオススメである。2020/05/07

せっかちーぬ

9
私含め、皆考えすぎなのよ。と冷めた気持ちで読み始めたけど、一番の頭でっかちは自分かも。人間の頭は二足歩行には大きすぎ!らしく、頭に体が振り回されていることも多いらしい。私だわ。仕方ないよ。人間だもの。頭に振り回されすぎると疲れてしまう。あらかたルール決めをして、ルール通りに生きたらグッジョブ。と書いてあったので、やってみようかな。さてルール?と、また考えてしまった。2021/01/06

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