内容説明
グーグルやマイクロソフトなど世界的企業のトップを次々と輩出するインド工科大学が、著者の山田真美氏に講義を依頼。果たして同大に学ぶ生徒とはどのような人材か? さらに、インドに10年近く居住し、身をもって日本人とインド人の「すごい違い」を経験。インド人の成功の法則や強みを知る。そして、日本人だからこその長所も見えてきた!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨータン
13
面白かった〜。インドの両極端なところが、とてつもなく不思議で面白いなと思いました。例えば、女性は夫と一緒じゃないと外出できないとか、女性は男性より下という価値観が一般的なのにバリバリ出世して、エグゼクティブになって、世界を飛び回っている女性の割合も高いとか。2017/02/04
大先生
5
インドって面白い!この本読んでインド人のことが好きになりました。もともとパール判事の件でインドには好感を持っていましたが、尚更好きになりました。とはいえ、時間にルーズとか、約束守らない等が大嫌いな私は多分「インドに行けない人」の部類でしょうが(笑)他にも、暑いとか、堂々とアルコール飲めないっていうのも私には地獄です。インドで暮らすことになったら多分ストレスで死にますね(苦笑)。ちなみに、書名に「戦略は1%」ってありますが、戦略論や経営学の話は一切ありません。2020/10/07
タカオ
3
インド出張する行きの飛行機で借りて読んだ本。登録するのを忘れていた(笑)本に書いてあるとおり、この国の人は「ノープロブレム」を本当によく使う。そして「それはトゥモロー」といわれたからといって、それが翌日のことだとは限らないのもそう(苦笑)日本人は無意識に他人に気を使いすぎているのだと思った、そして何かあると後を引く。インドはそういうのはあまりないようで、それはいいところ。まあイマイチなところもあるけれど。雰囲気が放浪記寄りなところもあって、かなり読みやすい本でした。2018/07/09
Kentaro
3
ダイジェスト版からの要約 日本人の感覚なら"Thank you"とか“Sorry”というであろう場面で、多くのインド人がよく口にするのは、「ノープロブレム」という言葉だ。「ノープロブレム」は日本の「おたがいさま」と非常にニュアンスが似ていると思う。人と人とのコミュニケーションのなかで、プラスの作用、あるいはマイナスの作用があったとき、"Thank you"とか“Sorry”といった言葉を使うと、白黒が明確になる。日本と同じように「おたがいさまですよ」と次回へくり越すことがインド式のやり方なのではないか。2018/04/07
ちりとてhello
2
時間が取れず、読むのにたいへん時間がかかった。本来、一気に読めばそれなりに面白い内容なんだと思う。灘からインドの大学を目指して、初の日本人合格者になった彼には是非とも頑張ってもらいたい。今後、彼に続く逞しい日本人の若者が出てきてほしいものだと思った。2019/07/17