会社の中はジレンマだらけ~現場マネジャー「決断」のトレーニング~

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会社の中はジレンマだらけ~現場マネジャー「決断」のトレーニング~

  • 著者名:本間浩輔/中原淳
  • 価格 ¥726(本体¥660)
  • 光文社(2016/05発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334039141

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内容説明

「働かないおじさんの給料が、なぜ高いのか?」「なぜ産休でも人員補充がないのか?」「なぜ無謀な予算目標が立てられるのか?」「なぜ新規事業のハシゴはすぐ外されるのか?」――あなたの会社、こんな不満で荒んでいませんか。Yahoo!上級執行役員としてさまざまな人事改革に取り組む名物人事マン・本間浩輔と、企業における人々の学習・成長・コミュニケーションを研究する東京大学准教授・中原淳が新しい働き方を語り尽くす。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

zag2

33
『「働かないおじさん」の給料が、なぜ高いのか?』など、5つの問いをもとに、現場のマネージャーは、どんな風に考えることができるのか、企業の執行役員である本間氏と、大学の准教授である中原氏が対談をすすめるという形。社会構造や経済環境の大きな変化によって、若い人たちの職業観が、かつての私たちの持っていたそれとは全く違っているなかで、どうすべきなのか、色々と考えるきっかけになりまました。2023/02/20

hatayan

26
組織の舵取りを担い始めた層に向けて、職場で悩みがちなテーマを東大の教員とYahooの役員が対談するもの。 マネージャーが部下に仕事を任せると、成長が止まったようで不安を感じる。しかし、マネジメントの要諦は自分がいなくても回る組織を作ること。理想は、最新の動向についていくためプレイヤーの領域を1割程度残しつつ全体を俯瞰する視点を身に着けることと提案。 その他、働かないオジサンは将来の自分であるかもしれないこと、65歳定年の今こそ下り坂の目線に立った人材育成の視点があってもよいことなどを触れています。2019/03/13

はるわか

25
ジレンマとは「どちらを選んでもメリットもデメリットもあるような二つの選択肢を前にしてそれでもどちらかにするかを決めなくてはならない状況」。マネジメントの本質はジレンマのやりくり。ジレンマを抱えても、向き合う、決断する、振り返ること。部下に「任せる」とは見る・決める・説明する・進捗管理するの四つのプロセスが前提。人を育てる原理とはマネージャーがリスクを取って部下に任せて適切なタイミングでフォードバックすること。フィードバックとは相手にとって耳の痛いことでも、きっちり通知し本人の立て直しのお手伝いをすること。2017/01/27

おせきはん

14
管理職として部下と対応するときのことだけでなく、管理職自らが第二の人生に向かうときのことにも言及されていました。部下を観察して適切なフィードバックを行うことや、将来に向けて自分自身を律することの重要性は、自分自身の経験からも納得できました。部下も自分自身も、よく観察することが大切なのですね。2019/09/04

かなすぎ@ベンチャー企業取締役CTO

12
マネージャーやってる人は、必読書だと思う。「自分でやったほうが早い」「この若手に重要な仕事を任せていいのか?」「この人には、ティーチングがいいのか、コーチングがいいのか?」っていうマネージャーが絶対に直面する課題について対談している。「会社の利益のベクトルと部下がやりたいと思ってることのベクトルを30度」にするという話は、自分はベン図で考えてたことと一緒で良かった。究極は、0度になることだけど、難しいから30度にするっていうのはなるほどでした。2022/04/02

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