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内容説明
人工知能の能力が人類を超え、私たちの生活を一変させるという、まるでSFのような予測が現実味を帯びつつある。誰がそれを成し遂げ、世界の覇権を握るのか? 現時点のトップランナーはグーグルなどの欧米勢。しかし、日本には大逆転の隠し球がある! それは、2015年6月、世界的なスーパーコンピュータ省エネコンテスト「グリーン500」で1~3位を独占した気鋭の開発者、齊藤元章氏が手がけるNSPUだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるわか
19
シンギュラリティ(技術的特異点):人工知能の能力が人類全体の知能を超えるという未来予測。2029年にプレ・シンギュラリティ:1人の人間と同等の能力をもつ(物事を考える)人工知能の登場。2045年に訪れるシンギュラリティ。2017/06/11
izw
15
松田先生が今年1月に出版した本。汎用人工知能のソフトを実行するには、新しいアーキテクチャのコンピュータが必要で、その開発を急ぐ必要がある。日本でもベンチャーが手掛けていて、かなり有望だという。2016/06/29
GASHOW
10
AIのシンギュラリティについて、講演のような語り口でかかれているので、事前の知識がなくてもわかりやすい。参考になる映画のあらすじまで載っているのは画期的だ。この分野は本よりも映画を観たほうがわかりやすい。AIがIOTを活用すると四次元以上の感覚を手に入れるというのは斬新だった。2016/12/26
文章で飯を食う
7
人工知能が日本から産まれるのは、著者の願望だろう。常識的にはアメリカからだろうが、どんな形になるかは予測不能だろう。常識どおりならブレークスルーじゃないし。ただ、出来そうな気配が高まり、どんどん早まっている気がする。アシスタント的な簡単な人工知能が普及して、ネットにつながっていく内に、世界の中に意識が生まれたりして。SFみたいだが、荒唐無稽でもなくなっているよね。2016/02/02
月をみるもの
6
あいかわらずの松田節を懐かしくきく。ご健勝のようでなにより。生きてるうちに人格アップロードできるといいっすね。2016/07/02