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内容説明
『葉隠』といえば、「武士道といふは、死ぬ事と見付けたり」ということばが、よく知られている。このために、この書は現代人にとっては、あまりに苛烈な印象を受ける。しかし、実際には江戸時代、泰平の世の中において侍とはどうあるべきかを説いた人生読本でもあった。そこには、「役についたときの心積もり」や「出世をあせると後ろ指をさされる」「仕事への懸命さを持続せよ」「人間好きに良い人材は集まる」「カネよりもヒトの経営に大切なこと」「危機管理の極意は『早起き』にあり」など、仕事へ向かう姿勢や上司としての心構えが数多く示されている。また、「人付き合いには時に見栄も必要」「事情通に惑わされない」「女々しくなった若者への苦言」など、現代にも通じる処世術がふんだんに示されている。武士道を理解することはもちろん、現代社会での生き方・考え方が学べる一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かいてぃ〜
23
「 武士道と云ふは死ぬ事と見付けたり」の有名な一文で知られている葉隠を初めて読んだ。『今ここ』に集中することの大切さは、今も昔も無いのですね。また、生きていく上での品とか覚悟とか、今の世の中だからこそ尚更考えなければならない事が数多く書かれていて、勉強になった。2017/11/12
かず
5
抄訳とあるとおり、葉隠全11巻の中から200センテンスを抜き出して解説されており、非常に読みやすい。全文に対して、字数にして何%になるのか分からないが、なんか賢くなったような気にさせてくれるのは、こういう本の良いところ。中には、時代が違うのでいまいち頷けない個所もあったが、宮仕えの身には相通づる個所がいくつもありました。気に入ったセンテンスには付センして折を見て読み返したいと思う。こういう本って、読んだ後の実践が何より大切。そこが難しんだよなぁ・・・2014/08/15
りんふぁ
2
ずーっと気になっていたのに読まずにいた一冊。今に通ずるものが多く、古く感じない。意外といまの時代にも合うと思う。2018/04/23
しん
1
300年前の江戸時代、天下泰平の世の中で奉公する武士の処世術、今のサラリーマンと殆ど同じで何年たっても真理は同じ。当時の武士に親しみを感じました。2013/06/15
uka
0
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