ちくま学芸文庫<br> ゲーテ形態学論集・動物篇

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ちくま学芸文庫
ゲーテ形態学論集・動物篇

  • 著者名:ゲーテ【著】/木村直司【編訳】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 筑摩書房(2016/05発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480091871

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内容説明

生きて発展する刻印されたフォルム! それは動物の骨格に潜在的にそなわっている「比較の第三者」としての原型を意味するゲーテの革新的な生物学思想の言葉である。植物において「すべては葉である」としたゲーテ形態学は、さらに対象を動物にも広げていく。動物形態の多様性は骨学的原型から発するもの、またそれぞれの動物の骨格部分は同一の基本器官のメタモルフォーゼ(変態)と洞察した。それら哺乳類についての論考のほかに、チョウのメタモルフォーゼやヒトの観相学をも含むオリジナル編集になる新訳決定版論考集成。図版多数。哲学しはじめ20世紀後半の現代科学に贈られた、ゲーテの大いなる遺産。『植物篇』の姉妹篇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gachin

3
布置変換の無いところに構造は存在しない。加えて彼は判断力批判に心酔している。おそらくこれらの理由から、生物の形態について「機能の際の事情が形成(変態)にも深く影響するが故に、両者が整合的な構造を呈する」という自然観に至っている。ここで言う形成(変態)は適応進化(少なからず変態の内容が前成的に決定されている)とも、後成的表現型可塑性(変態が完全に環境によって決定されている)とも捉えられる表現になっている。2020/07/25

竹田拓郎

0
記述に科学的な正確性があるかということは度外視してゲーテの言葉の旋律に酔いしれてしまう。2015/05/01

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