内容説明
欧米の先進国に比べ、科学力ではるかに劣っていたとされる戦前の日本。しかし、実は当時の日本にも現代の技術立国の礎となる驚異的な科学力が育っていた。
科学や軍事の分野はもちろん、国家を挙げて発明を推奨した結果、産業の分野でも次々と画期的な大発明が続出。その中には現代社会でも使われているものも少なくないのだ。
昭和元年に世界で初めてブラウン管テレビの公開実験を成功させた高柳健次郎、明治44年にビタミンB1を発見した幻のノーベル賞候補・鈴木梅太郎、明治18年に世界初の乾電池を開発した屋井先蔵など、戦前の日本であった驚くべき大発明・大発見の数々に迫る!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
28
コンビニで発見。大日本帝国時代に我々の祖先の方々が知恵を絞って発明したもの。空母や零戦等戦争がらみは有名な話ですが乾電池とか、日本人が作ったと知らなかったもの、日本が世界で初めてつくったもの等沢山あってびっくりすると同時に誇らしくなったし、明治の時代からあるなんて!と驚きな品々も沢山。2015/05/23
ちくわん
6
戦前の日本(=大日本帝国)の技術力は凄かったぞ!、という本。インフラ、軍事、医療・化学など様々な分野で輝かしい実績のオンパレード。やはり、ここにも欧米列強支配と植民地化されたアジアの姿がある。謎だったのがインスタントコーヒーの「SATORI KATO」。果たして日本人なのか?(それにしてもパソコンの調子がクソ悪__)2018/08/21
phmchb
6
コンビニ本。日本国民が誇れる祖国の快挙の数々がここに。2015/05/24
ぷくらむくら
3
再読と気づかず再読。以前には先見の明を持った人がいたんだなぁと思う。2017/08/11
ぷくらむくら
1
仕事柄ついつい手にしてしまい、一気読み。当時の発明者たちの心境に思いを馳せる。2015/05/19