内容説明
家中をおむつだらけにして書いた、私生活丸出しの「かんぱ」成長記
生まれたてなのに態度が部長クラスの娘・かんぱ。誕生から3歳までの成長を余すところなく観察した、爆笑の子育て苦行エッセイ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
73
クドカンの子育てエッセイ。大変なのかもしれませんが、何処か楽しそうです。色々突っ込みたくなります。それにしてもかんぱちゃん、態度が大きいけれど可愛いです。振り回されてるクドカンにも笑えました。ユルい感じもたまりません。2015/07/06
したっぱ店員
40
食欲&行動力全開、ときどき人見知りなクドカン愛娘、「かんぱ(仮名)」ちゃんの日常がとても楽しい。こんな風に子供時代に言ったことなんかを残してもらえるっていいなあ。まあ本人だったら恥ずかしいエピばかりで「親は何してくれてんねん!!」なのかもしれないけど。ラストの親子鼎談も面白い。いい家庭だなあ。2013/09/06
壱萬参仟縁
35
2005年初出。冒頭から子供嫌いの宮藤氏(10頁)。私には子供がいないけれども、子どもの学習支援は長年やってきた。自分では子育て記録がゼロだから、他人の子育て記録を見てそのすったもんだを読むのは面白半分というのが正直な心境であろう。ラジオでお風呂はぬるめのなんとかと歌っているけど。赤ん坊は最初のウンチは緑色という(40頁)。それに近かったのは、インドネシアに滞在(1996年8月)していた頃、明らかに食生活で変わったのを思い出した。2015/09/23
emi
34
クドカン流子育てエッセイ。面白くて読みながら何度も笑ってしまった。そもそもクドカンは別に子供が好きではない。そんな人の子ども観察日記的なこの本。でも父性はやっぱり後から芽生えるものなのかなと感じた。世のお父さんたちは、会社という長い拘束時間以外でしかわが子と接する時間がないから、どーしたってお母さんのサポート的位置に収まりがち。最初からお父さんお母さんになれるわけじゃないと改めてしみじみ思った。でもしゃべるようになると、やっぱり違ってくるみたい。わが子と会話できるようになるとお父さんも楽しいんですね。2014/09/07
ふろんた2.0
27
クドカンの育児エッセイ。寝かしつけるの遅すぎないかと突っ込むのは野暮ったい。かんぱちゃんアグレッシブだなあ。機内で読んでたが思わず吹き出してしまうところも。こどもを叱るのはノリツッコミくらいの要領でいいんだな。2015/06/02