- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
希代の感性を誇る期待の新鋭・成松幸世が、満を持して放つ初コミックスは、とある家族の年代記! 地方都市にすむ伊達さん一家、厳格だがやたらと眼鏡を失くすパパ、天真爛漫でおっとりしている優しいママ、気は強いが一寸天然のお姉さん・衿、一途だけれど心優しい弟の心。普通の家族が持つ小さなこだわりが様々な事件を巻き起こす!! デビュー作『フレーム問題』を含む、珠玉の読み切り7篇収録!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジロリン
6
行きつけの書店の平台で見て、気になってたものの、タイトルと帯のボクサーの画がピンとこず放置。新聞の書評をみて読みたくなったら中々見つからず、やっと入手。しんみり、にんまり、ほんわかな家族の物語。「式の前日」が好きな人は気に入るんじゃないかな、という一冊。「フレーム問題」が、淡々と生きていく、ということを描いてて一番好き。ただファッションなど、身の回りの風俗が全話「今風」で、家族の年代記として読もうとすると微妙な違和感が…そういうことは置いといて、ということなんでしょうか。その点がちょっと不満。2014/04/05
あずま
4
表紙&レーベル買い。とてもよく出来た連作短編です。時系列がばらばらなのに伊達家という家族をそこに感じられる。ネタばれになるけど、FtMのキャラクターがこんなにすがすがしい在り方をした漫画作品は初めて見た。好印象。2014/03/25
まを
4
金太郎が出てくる話はインパクトがすごい。最終話は数ページ読んでからまた最初から読み返しちゃう意外性。眼鏡の話とか、手術の前日の話なんかとても良かった。2014/02/18
zoumurasan
2
若い時のお母さんかわいい。正に伊達家の年代記。最後の話を読んでから読み返すと、第一話がまた違った話に読めた。面白かったー!2014/02/24
猫ウルフ
2
これが初?ダウトォォ!!と叫びたくなるような1冊。ひとつの家族を軸に繰り広げられる小さな物語は読み始めたが最後、愉快なストーリーと魅力的なキャラクター達に引っ張られてラストまで一気に読んでしまう面白さ。まさに「時をかける極上の一冊」でした。しかし最終話は驚いた。まさか・・・なぁwwwあと金剛地先生可愛いwww2014/02/16