内容説明
精神科医とカウンセラーは、どのように連携し、それぞれどんな診療をしているのか。両者の診療の違い、ポイントを現場で診療に携わる二人がわかりやすく解説する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Jas
8
アナウンサーになって20年経ってもから臨床心理士になった方と、精神科医が書いた本。何歳になっても、本当にやりたいことにはチャレンジできるんだなぁと勇気づけられた。2020/06/07
kuma suke
8
治療の終了と寛解については、うつ病関連の本でもあまり取り上げられることが少ないので興味深かった。2016/04/05
kommy
4
うつ病治療の事例を通して、精神科医とカウンセラーが上手に連携をとっていくことが必要だと感じた。 心療内科やクリニックなどにもカウンセラーのサポートが受けられるようにするべき。 しかし現状として民間資格である臨床心理士を置くメリットが病院になく、保険の適応外であるため患者の負担も大きく、カウンセリングを受けられる場所も限られる。 これでは、病気になる前にカウンセリングを受けることができるようにはならない。 国家資格となる公認心理師の誕生により、どう変わるか注目していきたい。2022/05/18
Kur96
3
私の欲してる答えが載ってなかった、難しいな。2021/03/26
saiikitogohu
1
「カウンセリングの役割は、専門的な知識や技法を用いて問題を整理したり、時には新しい見方を提示したり、役に立ちそうな情報を提供したりして、本人が問題に取り組んでいくことを支援することにあります。…話し合っていくうちに問題がはっきりしてきて、どこから手をつけたらいいのかが分かったり、気持ちが少しでも落ち着くことで、厳しい現実に向き合っていくうえで前向きになれることもある」31「心療内科…心身症の診療に携わる…円形脱毛や糖尿病など…。神経内科は脳や脊髄に起因する疾患…脳梗塞や…認知症、てんかんなど」続2020/04/10