内容説明
尖閣諸島、竹島および北方領土問題。中国が申請した世界記憶遺産への南京大虐殺の登録。世界中で慰安婦問題をアピールする韓国――。報道される歴史問題を理解するためには、両国間にどのような歴史背景があったのか、日本が近代国家として成立するためにどう対応してきたのかなど、基本的な近現代史の知識が必要だ。本書は現役教諭でテレビでも活躍する著者が、ビジネスマンが教養として身につけたい近現代史の基礎知識をまとめた1冊。なるほど、歴史を知れば時事問題がよくわかる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りょー@大学生
3
学校ではあまり教えてもらえない歴史の事実と現代の外交問題をわかりやすく解説していた。2016/12/18
まさにい
3
日本近現代史については知っているつもりでいたが、この本を読んで今持っている知識をもう一度検証しなければならないところがあることが分かった。やはり、主張のことなるものを何冊か読まないといけないことを痛感する。2016/07/31
ミント
2
★★★★★ とても勉強になった。2022/04/24
mori
2
著者は、戦争体験は教育や語り継ぎによって、地域や国家にとっての真実になる ということを思い知るべきと言っており、それを「歴史レジェンド」と呼んでいる。 この考えは、非常に理解ができた。 これまで点だった知識をつなげることができ、知らなかった事実を知ることができた。2021/08/28
sakko
2
学校では近現代史は比較的サラっとしか取り上げられていないイメージ。現代の諸問題に対して自分の見解を持てるよう、色々な面から近代の歴史を今からでも理解していきたい。また、読んで行く中で自分の視野の狭さを感じた。もっと広い視野を持って、物事を考える様になっていきたいと思った。2016/12/13