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内容説明
思考の「選択肢」と「修正法」を知るだけで
仕事は9割うまくいく!
「自分は思考力が高くなくて……」
「上司から『もっと考えて仕事をしろ』と叱られます」
仕事柄、「考える」というテーマで研修やセミナーの講師をすると耳にするのが
こうした言葉です。
若い世代から中堅社員まで「思考力の強化」が課題としてあげられているのを見ると、
おそらくこうした問題意識はどの組織でも共通のものなのでしょう。
しかし、その考え方は適切なのでしょうか。
本当に、昨今のビジネスパーソンの思考力は低いのでしょうか。
そんなことはありません。
問題なのは「思考力が高い」とか「低い」とか、そういう話ではないのです。
問題は、その思考力をコンスタントに発揮できていない、ということです。
「思考力をコンスタントに発揮する仕方がわからない」
「常に思考力をフル回転できていない」
「うまくいかないと、すぐ考えることをあきらめて、リカバリーが効かない」
といったことが問題なのです。
本書は、
・どのような頭の使い方があって、どこで使うとよいのかを整理する(思考の「選択肢」)
・うまく頭を使えないときの対処法を理解する(思考の「修正法」)
という観点から、「頭の使い方」をまとめました。
この本が、みなさんの頭の使い方を活性化する一助となれば幸いです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Haruka Fukuhara
3
よく整理されていてわかりやすかった。2017/07/05
naruo_homewood
1
物事の考え方、頭をどのように使い、どのように整理して、最高のアウトプットを出すかがうまく整理されています。特別なことは書かれていません。普段私達が自然と行っている当たり前なことばかりです。その当たり前なことを理路整然と書き表したところに、本書の価値があります。普段なんとなく行っているだけではヌケやモレが頻発し、期待したアウトプットが出せません。本書のような頭の使い方ができれば、精度高く良いアウトプットが出せるようになると思います。2016/07/30
Kunori Masahiro
0
面白かった!普段自分が頭のなかで行っている作業が他人に伝えやすい形に言語化されていると感じた。某コンサルティング会社にいた時に良く教わったような事が沢山書いてあり、懐かしさも感じました。2016/07/16
39taka
0
kindle Unlimited。仕事を進める際、「成果物で捉える」発想が実用的!「活動そのもの」より、その結果生み出される成果物(活動の結果としての変化、どうなっていたいか)に着目する。まず最終的な目的・ゴールを「成果物」で捉える。そのためには?そのためには?とToDoを逆算するが、「aをする→bをする」と活動ベースではなく、「Aの状態→Bの状態」と成果物ベースで考える。すると、活動の選択肢(自由度)も増える。例えば「売上拡大」の目的のために「ニーズの把握」という成果物は必須だが、そのための手段は多様。2022/05/22
ぽんた
0
アウトプットに向けてどう考えるかという本。ある程度分かりやすく整理されている。 ・逆算して考えるという点 ・正しさでなく、価値があるかでアウトプットをはかるという点 はおもしろかった。