双葉文庫<br> あたしのいとしいひと

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双葉文庫
あたしのいとしいひと

  • 著者名:飯田雪子【著】
  • 価格 ¥517(本体¥470)
  • 双葉社(2016/05発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575518658

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内容説明

「婚約者」カイトにつきまとう女の影。樹里とカイトは将来を誓った仲だというのに。そして、ある日カイトは「失踪」した。懸命に樹里はカイトを捜すのだったが、やがて衝撃の事実が明らかになる! 文庫書き下ろし長編サスペンス。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

わった

21
純愛サスペンスといううたい文句、さらに冒頭から違和感があり、飯田先生でこんな感覚珍しいな…と思ったら全部伏線でした…。相思相愛の彼が行方不明になり、彼女が一生懸命に行方を追う、愛情を感じられる話なのですが、雰囲気がおかしいのです。ラストで全て明らかになり、背筋が凍りました。飯田先生の表現力に脱帽です。怖かった…。2016/03/09

coco夏ko10角

19
飯田雪子さんってこういうのも書くんだ、と驚きはあったけど、いつもの感じの方が好きだな。2018/03/05

いずむ

15
嬉しいか悲しいかはともかく、ボクの中の飯田雪子像が砕け散った。心の中に抱く炎にもしも色があるとしたら、もっと明るく透き通った色を描く人だと思っていた。自由が「どんなコトをしてもいい」という意味ではないように、純粋もまた、それ自体に正しさを示す理由はないというコトが、感想というより、教訓として心に刻み込まれる。こんな風に括ってしまうのは少し危うい気もするけれど、「オンナは肯定を求め、オトコは赦しを求める」。他の、とある恋愛小説と並行していたコトもあって、そんな恋愛観のステロタイプの存在が垣間見えた気がする。2016/03/04

夕やけLION

7
ラストノートや夏空など、切ない物語かと思いきや、まさかの展開。。作家さんのイメージが変わった作品。活字をメリットにした1冊。2016/02/15

ゆり

4
樹里が好きになれない……なんかヤバイ人みたいと思いながら読んでました。オチはなんとな~く読めてしまい、でもまぁ楽しめました。最後読んでて、また次のターゲットにされそうな子が出てきて……。樹里が恐ろしかったです。2016/07/29

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