新潮新書<br> 宇宙を動かす力は何か―日常から観る物理の話―

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新潮新書
宇宙を動かす力は何か―日常から観る物理の話―

  • 著者名:松浦壮【著】
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • 新潮社(2016/05発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106106439

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内容説明

物理イコール「公式と計算ばかりの面倒なアレ」と思ったら大間違い! 複雑な世の中をすっきり理解してシンプルに生きる知恵こそ物理の真髄だ。慶應大学で文系学生を教える若き素粒子物理学者が、数式を一切使わずに物理の魅力を語る。天動説は本当に間違いか? 宇宙に標準時は設定できる? 星々を動かす力とは? AKB48総選挙の話を読むうちに相対性理論まで分かってしまう、情熱と知の喜び溢れる特別講座!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

樋口佳之

41
物理選択しなかった方も、選択したけど忘れてしまった方にも(含自分)、いま学習されている方にもお薦めの内容でした。/1 無意識に仮定している思い込みを浮き彫りにする 2 無駄な要素はできる限り削り、状況を単純化して考える/物質科学の世界では大事だと思いますが、一方ここが理系脳と呼ばれる人に感じる違和感の理由の一つかも。2021/04/20

万葉語り

29
等速直線運動 相対性理論 などのいかにも物理的な話題から、速度、力などの一般的な言葉なのに正しく意味をとらえなおした言葉など、こんな私でも比較的わかりやすく読めた。2017-2032017/12/28

calaf

18
物理の本なのに、AKB48から始まるとは...でも、なるほどと思う部分も (笑) 内容的には相対性理論を含む古典力学なので、高校から大学初学年あたりのもの。それなりに面白かったです。2016/01/31

bapaksejahtera

9
以前著者の「量子とはなんだろう」と言う本を読んだが、本書ではそれ以上に理解できた。自己診断理解は80点。老耄にとってこの種の本では画期的である。宇宙空間でりんごに乗った妖精を見る場面を想像させ、動いている、とは何かを説く秀逸。更に時間・空間、重力と慣性の何たるかを述べて特殊相対性原理に及び、一般相対性理論に繋げて終わる。文系の学生に数式を説かずに物理学の理念を説く著者のやり方は、同じ謳い文句の類書に比べて成功していると思う。但し「日常からみる物理の話」としては、重要な事項でかなり触れ残しがあった気がする。2021/06/07

舟華

4
分かりやすくて興味深い。授業では物理が一番嫌い(苦手)だった文系能の私にもすんなり入ってきたことに驚き。但し、タイトルのような内容がふんだんに盛り込まれていることを期待していたので少々物足りなかった。宇宙についてもっと書いて欲しかった。2016/01/08

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