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内容説明
アンブローズ・ビアスの名著『悪魔の辞典』をすがすがしいほどパクり、ブラックなユーモアと共に経済用語を解説。真実は毒舌の中にある。注目の経済評論家が「ウソをウソと見抜く」ための教養を徹底解説。アベノミクス、新自由主義、ケインズ政策、ピケティ……次々と現れる経済のキーワード。一見、耳触りがいいように感じられるこれらの言葉も、裏読みすると、この国を自分の思いどおりにコントロールしたい人々の意図が透けて見える。それを見抜くためのキーワードの読み方を完全網羅。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
スプリント
9
かなり偏った視点からの用語説明ですが、スタンスが終始一貫していてブレないので読んでいて小気味いいです。異論反論は多そうですが。2015/10/24
みじんこ
7
様々な用語を皮肉たっぷりに解説。具体的な事例やデータが示されており、数字は嘘をつかない、ということの証明になる。タイトル通りほとんどが経済関係の用語だが、「安保法制」など最近の政治用語も複数解説している。「自由民主党」「民主党」の項は最初の数行で完璧に説明がなされていると思う。一番皮肉が効いていると思うのは「製造物責任」「ブラック企業」である。内容には笑えない現実が書かれているが、発想が面白い。「似非ケインジアン」など上念氏以外の人が使っているのを聞いたことがない用語もあるが、書かれていることは正しい。2015/10/13
ココアにんにく
5
上念さんの本初読。勝間さんのブレーンの方。勝間本同様に出典が記載されているのがうれしいです。経済のことは全く分からないのですが面白そうなので少しずつ読みました。「悪魔の」とエクスキューズすることで、奔放に書かれている。特に先代までの日銀総裁3名はボロカスですね。デフレの過剰適応をした企業と恐竜や食料自給率、物価上昇率など分かりやすい。ピケティのイタコや逆神、ゾンビ企業など表現も面白い。経済評論家はプロ野球解説者の順位予想程度に信頼していないのですが、逆神なら何人か出てきそう。2017/02/05
うじ
5
著者が三橋貴明氏と仲違いして以来、公共事業を否定的に論ずることが多くなったと感じる。「変動相場制のもとでは公共事業の需要創出効果は限定的である」と述べている。以前国会で公述人として金融政策とともに財政政策の必要性を説いていたが、その時従来の論調と違ったので違和感があった。つまり一貫してない。まあいつか意見対立が起こると思ってたが…。他にも「偽装保守」「公共事業万能論者」とか何かとレッテルを貼って批判しているが、ファン獲得のための評論家間の既得権益争いではないか。しかし随所の皮肉り方はまあまあ面白かった。2015/11/01
さぼてん
3
初めてこの著者の本を読みました。一貫してアベノミクス派でかなり偏った批評に見受けられたが、まあ面白かったのでよし。しかし文字増しかなあというところもあったのでそこは残念。2016/04/18
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