内容説明
ベルベットは1年半前、新婚6カ月の夫と飛行機事故に遭った。夫は亡くなり、ベルベットは記憶をなくしたが、無事に生まれた夫の忘れ形見を、ひとりで大事に育てている。そんなある日、ジェラード・ダニエルズという実業家が訪ねてきた。ベルベットと恋人同士だったというのだが、何も思い出せない。過去を取り戻せないまま、ベルベットは彼に惹かれていく。結婚を申し込まれ、彼女は戸惑いながらも受け入れた。初夜、ベルベットは夫の脚に我が子と同じ痣を見つける。何かが彼女の記憶の扉を激しく叩く。女の直感が何かを告げる。わたしの息子の父親は、誰なの……?
■大御所キャロル・モーティマーが1982年に発表した、記憶喪失ロマンスの金字塔、それが『白いページ』です。取り戻せない夫の記憶。ジェラードへの愛。明らかになった真実とは――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽこ
7
結婚してるのに浮気しているヒーローがやだ。2018/01/07
きき
1
ヒロインの記憶喪失期間があまりにも都合良くて何だかな〜でした。婚約破棄する前にヒーローと親密になるヒロイン、離婚成立する前にヒロインと親密になるヒーロー、どちらにも同情できなくて盛り上がらなかった。婚約中にヒロインに裏切られたのに身籠ってることを承知で妻に迎えた亡夫アントニーが一番良い人だった気がした。ヒーロー娘をヒロインに懐かせてハッピーエンドにもっていく遣り方が好きじゃない2016/04/29
たかこ
0
あらすじに書いてあるミステリーっぽい要素がラスト5ページくらいでようやく展開されてあっという間に回収されて面白かった。2017/04/02
のじゃ
0
★☆☆☆☆2016/07/25
月
0
★★★☆☆2019/08/21