内容説明
新潟県沖に小舟に乗った死体が漂着する。死体が履いていたブーツは、7年前、悪天候を突いて緊急発進したF-15パイロット、景坂志朗(かげさかしろう)のものだった。景坂は生きている?――捜査に乗りだしたのは、警視庁公安部。明らかになる北朝鮮、中国、ロシアの謀略、そして孤高の戦闘機乗りの熱くも哀しい動機だった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Madoka.@書店員復帰を目指し中!
6
空自の小説という事で読み始めたらリアルなシーン満載で自衛隊と飛行機ヲタクにはたまらない小説だった。専門用語満載だがなぜか、わかりやすいので作品にのめり込める。景坂の生き方がかっこいい。TACネームとかコールサインがすごくかっこいい。2012/11/24
terukravitz
5
図書館本★☆☆☆☆2021/05/21
asa.com
5
航空自衛隊小松基地からスクランブル発進したまま行方不明となったカゲロウこと景坂志朗。死んだと思われていたカゲロウの靴を履いた身元不明死体が見つかる。軍神マルスの憂鬱。北朝鮮、アメリカ、中国。
チェブラリー
5
戦闘機の飛ぶシーンがやたら書き込まれて ミステリー部分が今一つでしたが戦闘機が好きな人には 楽しいのかもしれません^^:2012/01/22
masahiko3
5
戦闘機の操縦シーンは、臨場感があって面白いが、物語としては、若干消化不良の印象。2012/01/18