新装版 紅刷り江戸噂

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紙書籍版価格 ¥712
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新装版 紅刷り江戸噂

  • 著者名:松本清張【著】
  • 価格 ¥712(本体¥648)
  • 講談社(2016/05発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062768436

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内容説明

変わり行く季節を愛し、四季折々の行事やしきたりを重んじた江戸市井の人々。平穏な世の死角で起きる惨事もまた、江戸の風習と無縁ではなかった。織物問屋主人急死の真相を暴く「七種粥(ななくさがゆ)」、絵職人の犯罪を描く「虎」など、色情が高じて忠義を忘れ、後戻り出来ない魔道に迷う人間の愚かしさを突いた時代推理の名品6編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふじさん

74
江戸の季節折々の行事やしきたり、風物を巧みに織り込んだ時代推理小説。織物問屋の主人を女将の千勢と忠助が仕組んエ殺した真相を暴く「七種粥」、宗吉とお蝶の謀の顛末を描いた「役者絵」等、男女が色情に溺れ忠義や人の道を忘れ、後戻り出来ない悪の道に迷い込む人間の愚かしさや業の深さを描いた短編集。久しぶりの清張、古さを感じない。面白かった。2021/02/15

kuri8655

18
「清張ミステリー時代劇」原作3冊目。なずな売り、人形職人、見世物師、居合抜きの大道芸人など江戸らしい職業の数々や、七草粥、秋葉詣、二日灸など季節の行事が舞台になるのが面白い。話の骨格は昭和を舞台の作品とよく似ており、『渡された場面』を思わせる一編もあった。強姦された女がその男に執着する成り行きが多いのは如何なものかと思うけど、雑誌連載当時の読者の要望なのかもなあ…。不可思議な辻斬り事件の真相が最後までわからなかった『術』が好かった。星野真里の『七草粥』、雛形あきこの『役者絵』のほか『虎』がドラマ化。2015/04/07

ながのゆうこ

9
江戸の風物を織り交ぜながらいろんな仕掛けを見せてくれる短編集。小物の悪い男ばかり出てくるが「七草粥」の男は悪者なりの正義を振りかざしてきてつくづくこんな男には出会いたくないと思う。2018/11/01

つらら

3
冴える清張節。この「登場人物に寄り添わない」心理描写がいいんだな~。今回は時代物ということで、地の文の格好よさとともにセリフのテンポのよさも楽しめる。2011/05/28

ko-sight

2
著者の2冊目の時代劇短編集。六編の中では「術」に描かれた意外性ががよかった。2番目の「虎」はBSで放送されていたので映像が浮かんできた。2021/02/02

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