内容説明
親友のS君が、ゾッとするほどの美人と結婚した。そして1ヵ月、S君の足に、最初の変化が現れた――。どこにでもいそうな人、いつでも起こりそうな出来事、そんな日常の風景が少しだけ捻れた時、静かに恐怖が忍び寄る。表題作「食べられた男」を始め、洗練された恐怖とユーモアのショートショート全41編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
42
昭和版にはあって新装版から消えたのは「悪魔のような」の一編だけだった。それ以外の差異は僅少。模倣犯が現れたらマズイから割愛したってことじゃないよね?真相は不明。2014/04/22
ちばと~る
20
思わず絶句!思わず唖然〜な阿刀田高先生のショートショート集。どれもブラックでちょっぴりエロスでイイかんじwでも『犀』のオチはキモチワルイからやめてくれ〜!!こういうオチは浅田次郎先生の『地下鉄に乗って』でも感じたけども〜ヤダ!!最期の一編 表題作の『食べられた男』…オチ分かってるけど、読了前に嫁が図書館に返却しやがった〜泣2013/04/20
しろ
15
ブラックでゾッとする話が多かった アイディアがよく思いつくなと思うものばかり、 一文一文の表現がよく非常に読みやすかった 「ひまわり館」「菊の香り」が好みかな2024/09/15
takaC
12
ショートショート全41編。(1991年8月読了)1991/08/18
ホームズ
9
大学時代に好きで色々読みました(笑)これも旧装版で読んだな~(笑)「白い誘惑」「オフィスの幽霊」の章の話が面白いのが多かったかな(笑)ブラックな結末が良いですね(笑)2010/03/16