フラワーコミックスα はてなデパート

著者名：谷和野【著】

小学館（2016/05発売）

• ISBN：9784091383969

内容説明

デビューコミックス「いちばんいいスカート」が新聞・女性誌・書評誌で話題を呼び、
2冊目のコミックス「魔法自家発電」で萩尾望都氏に絶賛された谷和野（たに　かずの）先生の
待望の2016年　最新刊！
夜のデパートに迷い込んだ女の子。
ショーウィンドウに立つマネキン。
一風変わった支配人のいるデパートで、
訪れた人が見つけた大切なものは――
優しさに包まれる、オムニバス・ストーリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ももたろう]

谷和野さんの作品何か読みたいナーってずっと思ってました。絵はまだ発展途上っぽいけど、とても魅力的な作品で、素朴なオルゴールの音色がずっと聞こえてくるような…上質なオムニバスの外国映画を見たような…あったかーい気持ちになりました。

2017/02/04

[天の川]

谷さんの作品は温かくて、懐かしくて好き。連作短編のこの本の中では「胸の鈴」が好き。最後の話でくるりとすべての話が見通せるつくりで、じんわりきました。デパートをめぐる不思議な話の短編集は、昔読んだ逢坂みえこさんの「千石屋綺談」が印象深かったので、新鮮さという点では私は前の二作の方が良かったかも。

2016/04/21

[ぐっち]

デパートにまつわるオムニバス。谷さんの世界は今回も柔らかい。どのお話もお気に入りだけど、中でもどんぐりかな？オルゴールボールかな？私もデパートに住みたいです。

2016/05/07

[しましまこ]

作家買い。デパートを舞台としたオムニバス、優しさと不思議が詰まってる。最終話『ギフトボックス』泣けた～。谷先生、一生付いて行きます！

2016/05/08

[あずき]

谷和野さん、やっぱり好きです。老舗のデパートを舞台にしたオムニバスで、どれも不思議なファンタジー。萩尾望都と榛野なな恵を混ぜてのんびりをプラスって雰囲気かなあ。とにかく今後も追いかけること必至です。

2016/05/21