内容説明
人民元が国際通貨入りした中国は、崩壊が加速する! ドル秩序に挑戦し、南シナ海では米軍との対峙が続く中国は、日米連携の経済封鎖によって沈んでいく。一方、中国と接近する欧州は、難民問題が再発し、ユーロ解体と欧州での各国の対立が深化、経済混乱が深刻化していく。急変する世界情勢の中で、日本経済には大きな転換が起こり始めている! 2016年からの世界と日本に起こるレジューム・チェンジの行方を、人気アナリストが完全解説!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぷれば
12
2015年12月末発行。渡邉氏の書は、他にも9月・11月に発行されたモノにも目を通しており、とりたてて目新しさはない。中国のSDR思惑、台湾・米国大統領選挙、ICAO(国際民間航空機関)が促進するICパスポート導入などが興味深く思えた。世界と日本を取り巻く情勢変化は、あまりに目まぐるしい。本書のような経済関連本は、何より鮮度が命である。今後も情報収集や整理、解説・予測などを、こまめに追っていきたい。2016/03/01
九曜紋
9
厳しい見方をするならば、タイトルの過激さとは裏腹な平凡な内容、という印象。とりあえず現在の国際情勢を政治と経済の面から俯瞰したものを知るためには適当な本かもしれない。ただ、普段から読み慣れている副島隆彦の著作と較べると、著者独特の「毒気」というべきものが無く、期待して読んだ分、どうしても物足りなさを感じる。2016/02/11
hdo obata
7
熱狂せず、物静かに、冷静に、語る「経済を切り口とした」日本の安全保障。安易な平和主義こそ紛争を引き起こす。これがこの本の「キモ」である。2016/01/12
T坊主
6
1)日本の政治家の中国に関する発言については、誰と繋がっているかという事を意識する必要がある、繋がっているパイプが異なれば、対中姿勢は大きく変わる。2)中国が豊かになるにつれて、世界に紛争の火種が拡散されるようになった。竹のカーテンに閉じ込めていた方がよかったのに、強欲金融界、政治家、大企業がモンスターにしてしまった。それも筋書き通り?兵器産業が潤うから??、日本ももちろん国防は大事だが、筋書き通りに戦争をさせられないように政治家は心してやってほしいものだ。その為には中国が早く自壊してほしいものだが??2016/09/09
乱読家 護る会支持!
3
中国、アメリカ、EU、韓国、、、弱体化が止まらない中で、日本はどう経済を立て直すか?技術とカネをタダで提供するような「お人よし外交」を改めること、企業は溜め込んだ内部留保を吐き出すこと、安物競争をやめること、、、まあ、私にとっては、特に目新しい事は書いてなかったです。2016/06/15
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