ちくま学芸文庫<br> 無量寿経

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ちくま学芸文庫
無量寿経

  • 著者名:阿満利麿【注解】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 筑摩書房(2016/05発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480097132

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内容説明

阿弥陀仏の名を称えるだけで、だれでも浄土(安楽)に生まれることができる──。法然や親鸞がその解釈に骨身を砕き、長く日本人に親しまれてきた浄土仏教の最重要経典。煩悩に縛られ、悪行をやめられぬまま、混迷を極めた世の中を生きるごく普通の人々。そうした凡夫を救うために四十八の誓願をたてた法蔵菩薩は、想像を絶する修行を経て阿弥陀仏となり、誓願のすべてを実現する。この阿弥陀仏の物語を、釈迦はいまだ悟りに到達できない阿難に向けて説く。全文の漢訳と読み下し、さらに懇切丁寧に施された解説により、万人のための宗教というその核心が鮮やかに立ち現れる。文庫オリジナル。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

加納恭史

16
仏教は難しいとばかり思っていたが、この本はわりと気楽に読めるので、お薦めかな。天界の美しさを知り、輪廻の知識があれば十分に読める。注意してキリスト教と比較すると大まかには同じかな。両方とも天国を目指しているのは同じ。親鸞が重視した教典だから、確かに分かり易いことだろう。大乗の教典だから慈悲に溢れている。この本は注解本であるから、著者は大まかに仏教の基本を解説しながら、この教典を解説する。「因果応報」、「三毒五悪段」、「悲願」などがメインテーマです。語り手は法蔵菩薩、後の阿弥陀仏。雄大な天国、天界作り。2022/01/14

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