ハーバードの人生が変わる東洋哲学 悩めるエリートを熱狂させた超人気講義

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ハーバードの人生が変わる東洋哲学 悩めるエリートを熱狂させた超人気講義

  • ISBN:9784152096128

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内容説明

「この講義が終わるまでに、きみの人生は必ず変わる」――そう約束するピュエット教授の授業が、ハーバードで絶大な人気を誇るのはなぜか? 現代にあてはめた孔子や孟子、老子らの教えに、いま学生たちが熱狂しているわけとは? ピュエット教授による東洋哲学の新解釈で、今までの常識が覆る!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

神太郎

42
有名な中国の思想家の哲学的思考を分かりやすく例えつつ、現代に生きる我々にも通じるものを伝えるための本。古いからといって今に通じないなんてことはなく新しい視点を提案してくれる本である。しかしながら。やはり哲学ではあるためその時わかってもやはりあとから思い返すと分からなくなる……がそれが哲学なんだろう。時間をかけつつ読んだが、またいずれ時間をかけて読みなおしたいと思える一冊だった。新たな視点と、自分自身のあり方を提示してくれた。東洋や伝統というものがどうして古くさく西洋圏のものが良く見えるかも理解できた。2020/06/20

あっきー

22
⭐4 再読、キモがよくまとまっていると改めて思う、孔子の仁とはまわりの各々の人たちへそれぞれに異なる「かのように」の礼で親切にする能力であり人間の善性だ、仁は他者にたいしてふさわしい反応ができる感性といえる、孟子は不安定な世界で日常レベルでささいな変化を起こすよう善の芽を育てれば自分のまわりにすばらしい共同体をつくることができる、老子は堅さではなく柔らかさを通じてつまり支配ではなくつながりを通じてはるかに強大な影響力を発揮する人間になることを教える2021/02/08

出世八五郎

22
東洋思想に仏教などインドものが含まれるのかは分からないが、本書で紹介されるのは支那で生まれた思想のみ。岩波文庫などで出版されてるスッタニパータなどの仏教書などは直訳書?原文書?そのものは読めるが、深い理解を得るのは難しく、解釈があると便利だ。本書は支那思想書だが著者の解釈書なので理解が進む。恐らく原文直訳したものなどは、個人的に深く読み解けないと思う。故にEee♪2020/01/09

R

22
孔子をはじめとした中国古代思想の解釈を行った本でした。非常に面白かった。読むほどに納得の度合いが増すので、自分の根底にこの思想があるのだなと儒教に感心しきり。孟子、老子、荀子の解説がよくある性善説、性悪説で語られておらず、それぞれの立ち位置と礼や仁の解釈から説明しているのが興味深かった。礼によって、形から真似ることで理解できるものがあるという考え方には、改めて見つめなおす部分があるように感じました。2016/07/19

あっきー

20
⭐4 きっと○時間でわかるとかに毛のはえた入門的なもんだろうとナメていました、四書五経は漢字が読める東洋人にしか判らんよなんて思っちゃダメですねー、むしろすっきり明解に説明してあり自分が表面的にしか及ばなかった点も理解が深まった、原題は道タオだということに読んでから気がついた、ただ内業の章が具体的に誰の思想か分からない、「荘子を読むこと自体広がりのある(かのように=別の見方)の世界へと私たちをいざない創造力をひらいてくれる」物語を集めた本だ2020/12/27

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