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内容説明
この商品は、2015年2月に発売された『なぜ今、私たちは未来をこれほど不安に感じるのか?』を前篇とし、後篇として新たに1冊分の解説を加えた『増補版 なぜ今、私たちは未来をこれほど不安に感じるのか?』を電子化したものです。
『なぜ今、私たちは未来をこれほど不安に感じるのか?』をすでに購入されたお客様のために、後篇部分のみをまとめた電子書籍『増補分・後篇のみ なぜ今、私たちは未来をこれほど不安に感じるのか?』も販売中です。
投資家、経営者、コンサルタント、アートディレクター、官僚、学生など、各方面から絶賛された異色の経済書に、1冊分の解説が新たに加えられた「大増補版」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おさむ
38
著者は外資系証券会社の債券トレーダー。経済成長がなければ成り立たない資本主義社会が行き詰まりを見せている。日米欧の先進国の金融政策はもはやマネタイゼーションに進み始めた。この劇薬はとてつもない貧富の格差を産んでいる。みなそのことがうっすらわかっているからこそ未来を不安に感じるというのが主題。本や映画、ドラマにマンガ、音楽などの最新のネタを散りばめて現代の若者にも理解しやすいように配慮しています。単なる日銀批判ではなく、より大局的な視座から現状をとらえようとする著者の姿勢にはとても同意できました。2018/02/14
白玉あずき
36
読みやすい。若い人向けに嚙み砕いた内容で一挙読みできます。専門家の書いた本でないので、巻末参考文献も一般書レベルが多いです。ウォーラーステインの世界観がここまで基本認識として共有されてるのかという感慨はありますね。現代アートが富豪たちの資産の逃げ場所として利用されている、という視点は私にとって新鮮でした。不安いっぱいの日本銀行券からビットコインなどの仮想通貨に資産の一部を切り替える動きもあるのでは。老化でどんどん弱者化していく自分なのに、世界の枠組み自体を変えるような変化にはもう着いていけない気がします2017/04/23
ももかさん
32
仕事場の読書家さんからのお薦め本。確かに漠然とした不安をかんじていましたが、こんな背景があったのかと目から鱗でした。進撃の巨人や鋼の錬金術師、ゲゲゲの鬼太郎など例えは分かりやすかったです。金融政策の意味や本当の狙い、現代美術との繋り、宗教問題から説明など、本当に分かりやすかったです。腹落ちしました。元来宗教は今で言う法律に近かったのかもしれませんね。無宗教の日本人に出来ることはあるかもしれないですね。著者は金融の方なので金融財政政策が分かりやすく書かれているので、知りたい方にはお薦めです。2017/03/23
naobana2
25
良書。教授とゼミ生の会話形式で経済史や世界文化、今後の世界と日本の経済について解説。貨幣の考え方は経済学部一年生が読むとよさげ。進撃の巨人、RADWIMPSを例に出して日本の若者の思想を説明するので、わかりやすいかと。。注釈も面白い説明が多く見た目以上に読むのに時間がかかりました。これを全部理解すれば経済に強くなる。参考文献にマンキュー経済学があって懐かしかった。。2017/10/15
阿呆った(旧・ことうら)
25
★世界経済、歴史、政治と幅広く、しかも、かなり詳しく網羅。 ★『進撃の巨人』『RADWIMPS』『激おこ』など若者に馴染みのある言葉で説明しているので、分厚さの割にまったくストレスがなく、一発でわかりやすい。池上彰の若者向け版〜★日本の不安(人口減、AI、社会保障の老人の既得権益問題)は進撃の巨人の不安と同じ!?アメリカ現代アートとイスラム国はコインの表裏!など、興味深い説明が満載です。著者の頭のキレ方に脱帽。2017/01/22
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