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内容説明
食い扶持を稼ぐための仕事と、生きるための仕事。国家と個人、異なるアイデンティティへの対応。新しい時代への適応。現代の我々も抱える葛藤と対峙し続けてきた漱石。漱石がぶつかった問題は、いまの私たちが抱える問題である!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Ted
6
'16年5月刊。△漱石晩年の講演集だけを抜粋し、編者がほんの付け足り程度にコメントを加えただけの構成本。分業が加速し生活が便利になればなるほど全人的存在だった人間はどんどん解体され片輪になっていく、という矛盾を突いた漱石の慧眼は、漱石没後百年の現代にも通用するどころか現在の方がその度合いはより一層甚だしくなっている。ただ、編者に関して言えば、漱石に言寄せて自身の身辺の出来事(「九条の会」について云々)という狭い話題を出してくるのは唐突とこじつけの感が否めず、場違いな感じがした。2016/09/16
田中峰和
4
漱石は文章だけでなく講演も面白かったことがよくわかる。東大卒業時、学習院の教師の口を紹介されながらその職を逃した話で会場の学習院の学生の心を掴む漱石。職を得られると確信し授業に着るモーニングまで用意したのに米国帰りの競争相手に職を取られたと悔やむ。慌て者で思い込みの強い一面を披露して笑わせ、さらに高等学校と高等師範の教職を天秤にかけたのがバレて呼び出された話。その高等師範の職もその次の松山中学も1年で離職し、熊本で教えているとき英国留学することに。坊ちゃんの赤シャツは自分だったなど冗談を交えた話術はプロ。2016/09/12
pppともろー
2
改めて読み直してみると、その内容の現代性に驚かされる。2016/07/07
おひさ
0
インターネットの青空文庫で無料で読める評論を、紙の本で読めるようになったのが良い点。 納めされてる評論は、その内容も去る事ながら、彼がサービス精神旺盛で、ユーモアのセンスなど、人柄が見えてくるのがいい。 話はとてもわかり易く、現代の日本社会にも通じところは多い。 著者の解説部分は、学生の頃の国語の授業や試験を思い起こした。2017/05/03
えむ
0
夏目漱石の講演集とその解説。講演は思ったよりもとっつきやすかったが、解説に解説者の主張が強く出ているのがやや気になった。2016/10/20
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