内容説明
キクラゲ卵炒め、鶏の塩もつ煮、特製あつ揚げ、イワシの丸干し…。この上なくうまい絶品の肴とホッピー、日本酒、生ビール! 酒は安くてうまい店! 食べたくなる! 呑みたくなる! おじさん(現役リーマン)による、おじさんのための酒地巡礼。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
227
面白いけど本書は東京にお住いの方ならいい一冊だと思った。不思議とこういう本て東京しか出ないのは非常に残念。2016/02/21
佐々陽太朗(K.Tsubota)
52
北海道から九州まで出張で全国を巡ったサラリーマンが飲み歩いた店の紹介。「立ち飲みの作法」を綴ったコラムも興味深い。本書に紹介された店に行くも良し、藤枝氏のように自分の眼で選んだ店の暖簾をくぐるも良し。居酒屋探訪は無限の広がりと楽しみを提供してくれるだろう。私はといえば本書にチラリと出てきた、「サンダル履きの気取らぬ服装で、カウンターで独り酒を飲みながら本を読んでいる客」を理想としたい。2024/10/07
緋莢
19
時には一人静かに、時には友と楽しく飲む。初めてのお店から馴染みの店まで美味しいお酒と料理を味わう。転勤及び出張で45都道府県を巡った著者が「サラリーマン」ならではの視点で、印象深い酒場を紹介した本。2016/05/03
千穂
11
1人仕事帰りに入る居酒屋、サラリーマンならではの視点なんだろうなあ〜この人、結構お酒強いんだねと思いながら読んだ。2016/08/04
だいすけ
8
実に面白かった。酒地巡礼の旅に出たいと思わせるような楽しい本(笑)著者の思惑が完全に果たされているなあ。内容もさることながら、こういう文体が好き。読んでいる人を楽しくさせる、その気にさせるような文章がさらっと書ける人ってうらやましい。2016/11/27