内容説明
ホーソーンの短編に想を得た奇怪落語、家庭内宗教戦争に火花をちらす超常識プッツンホームドラマ落語。傑作二題。抱腹絶倒、ぷるぷるすることまちがいなしのラジオ、TVでの必殺コント脚本34本。二十世紀末期調査のため宇宙船に乗り込んだオトボケ隊員、妖怪研究博士、ロック英会話教師、代官と御用商人、謎の三老忍者、不気味な双子社長が縦横無尽にTV局内を駆巡る小説。豪華三本立て異能作品。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Shoji
37
なんとも面白おかしい一冊。まるで、コントのネタ本のような内容です。そのまま、第七世代の芸人に渡せば楽しく愉快なコントにしてくれるに違いありません。しょうもなさが逆に新鮮で楽しかった。2022/05/10
マッキー
10
コントというか戯曲っぽいものがほとんどだった。大阪弁でギャグ満載な一冊。時代が違ってちょっとわからないようなものもあるけど、テンポの良さは抜群。2016/08/28
NoDurians
3
正直時代の流れを感じる。でも、落語の形を取ったものはそんなに古さを感じない。らもさんはあとがきで落語に対する怒りを書いているけれど、もしかしたら落語という型式に何か秘密があるのかも知れないな、と思った。2010/03/16
読み人知らず
2
うーん。本で読むネタは面白くない。やっぱりライヴでみたいな2012/04/22
shimaosa
2
発展途上国のスパイの話が好き。全部笑えた。2012/03/16