内容説明
東京裁判は、公正な裁判だったのか? 検察官や裁判長の裁量により却下処分にされ、歴史の闇に葬られてしまった膨大な弁護側記録から、清瀬一郎弁護人の冒頭陳述や、マッカーサー、グルー大使等の証言をはじめとする18編を精選。戦争犯罪者として個人を裁くことや、「平和に対する罪」という曖昧な概念をふりかざすことのそもそもの問題点。日本の戦略をナチスになぞらえることにより、とりわけ知識人層を一部の軍国主義者により騙された被害者側へとまわすことに成功した占領軍側の戦略──。東京裁判の歪曲を鋭く指摘した解説付き。隠された日本の「真実」を明かす、貴重なドキュメント。
感想・レビュー
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駄目男
17
本書は平成七年刊行の『東京裁判却下未提出辯護側資料』の抜粋版で、全八巻総頁数五千五百頁という大部な文献で、値段も高く一般読者に是非一セットという気軽に御繙読できる書物じゃないとあるが、さもありなん。一般読者が気軽に手出しできるようなものではなかった。しかしながら、もう40年程前になるか、佐藤慶さんの見事なナレーションで『東京裁判』という映画が封切られるということで、俄然、これは観なければと思い、後にビデオも買ったぐらいで今でも持っている。私にとって大東亜戦争というのは他人事ではなく、父にとっては青春その2025/04/21




