真田信繁 「勝利」への条件 “知略”と“胆力”で戦国に挑む「真田一族」が考えたこと

著者名：千田嘉博【著者】

三笠書房（2016/04発売）

• ISBN：9784837926146

内容説明

徳川軍20万　vs. 真田隊5000――圧倒的な戦力差がありながら、なぜ、真田信繁（幸村）は、徳川軍を撃退できたのか？その秘密は、信繁が築いた要塞「真田丸」にあった。本書は、最新研究をもとに、従来の認識とまったく異なる「真田丸の実像」、「真田一族」の強さの謎……に鋭く迫る！◆豊臣が頼り、徳川が恐れた知謀の「真田三代」◆その名は「信繁」か「幸村」か？◆戦国最強の出城「真田丸」◆狙うは“家康の首”ただひとつ！権力にもひるまず、乱世を力強く駆け抜けた真田の男たち。信繁の人生と真田三代の歴史から、変化の激しい“現代を生きる指針”が見えてくる！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[izumasa57]

大河ドラマを見ていたら「復習」の一冊。整理が出来て楽しめた。

2017/03/07

[グランくん]

城郭考古学者の千田先生が、戦国武将を評伝。きっかけは、真田丸。大阪城の南に隣接した出丸と言われているが、実は独立した出城であったとして、これの解説から入っております。 そして、信繁はじめ真田三代の出自等々から、その戦いの解説です。

2023/03/19

[ぞえ]

初、千田先生の本でした。 真田丸の知識のおかげですらすら読めました。 実践経験がほとんどない信繁が、大阪冬の陣であんなに大打撃を与えたという、みんなが知っていること。改めて真田一族のすごさを、思い知りました。 もう一回、上田城行きたいなぁ。

2019/09/22

[シュナイダー]

図書館本。豊臣が頼り、徳川が恐れた知勇兼備の武将・真田信繁。大坂の陣で彼が築いた[真田丸]は[守り]ではなくて恐るべき[攻め]の要塞だった！城郭研究の第一人者が、従来の認識とは全く異なる[真田丸]の実像と、真田一族の強さに迫る。

2016/07/30